取材会に出席したでんぱ組.inc(撮影・松尾模糊)

取材会に出席したでんぱ組.inc(撮影・松尾模糊)

 6人組女性アイドルグループのでんぱ組.incが4日、東京・渋谷のNHK放送センターで、自身がMCを務めるNHK BSプレミアム『ネットで決戦!#(笑)動画作ってみた』(2017年3月放送予定)の収録に臨んだ。収録後には取材会に出席した。ネット動画を絡めた新感覚のテレビ番組。藤咲彩音は「テレビ界に新しい風が吹くと思います」と期待を寄せた。

 同番組は、ネットと連動した特集企画。「絶対に笑える3分動画」をテーマに、制作会社(3チーム)、ユーチューバー、ネットで話題のクリエイターらが動画を作り、計5つの動画を11月4日から30日の間、ホームページ上に公開して、視聴者による人気投票で一番面白い動画を決める。

 勝敗を分けるのは“投票”だけでなく“視聴回数”、“視聴時間”、“笑いの満足度”、“拡散力”もあり、それぞれの指標で1位は5点、2位は4点、3位は3点、4位は2点、5位は1点が加算され、その合計点で争う。

 まずは上位3動画が選出され、その制作者は第2戦で3分動画をもう1本ずつ制作。同じ要領で投票をおこない、勝ち残った動画の制作者は、ネットが選んだ「トップ(笑)動画(わらどうが)」として、さらに3本の新作を制作する。この過程を来年3月に同番組で放送する予定。MCを務めるのは、でんぱ組.inc。彼女達なりの視点から「ネットで絶対に笑える3分動画」とはどんなものなのかを切り取る。

 収録後に囲み取材に応じたでんぱ組.inc。夢眠ねむは「テレビの企画をネットだけで拡散するというのは驚きました。NHKさんは保守的なイメージがあったんですが、実はとても挑戦的なこともやるんだと感心しました」と自身の抱いていたNHKに対するイメージと企画のギャップに驚いた様子。

 相沢梨紗は「インターネットが大好きで、すぐ検索したりツイッターの意見を参考にしているんです。でも、ネットの拡散力や浸透力についてはあまり考えたことがなかったんです。この番組を通して、そういうことを改めて分かればいいと楽しみにしています」と過去を振り返りつつ、今回の企画への関心を示した。

取材会に出席したでんぱ組.inc(撮影・松尾模糊)

取材会に出席したでんぱ組.inc(撮影・松尾模糊)

 古川美玲は「私たちも、たまにテレビに出させて頂くんですが、その時の反響は大きいんです。今回はそのテレビの力を使わずに、どれだけネットで拡散できるかということで非常に楽しみです」とコメント。

 藤咲彩音は「動画は、何度でも繰り返し観れるので、これからどうなるか未知数なんですが楽しみです。私はテレビ界の人間ではないのですが、テレビ界に新しい風が吹くと思います(笑)」と新しい企画を興奮気味に語った。

 最上もがは「今はみんな、テレビから離れて、SNSが主流のネット社会だと思います。どの世代に何が反響するのか、それは私たちも知りたいことなのでとても興味深いです」と自身の活動とも繋がるとして、関心を寄せているという。

 成瀬瑛美は「私は調度、笑いたい時期だったので、有り難かったです。笑いの沸点が低いので全部笑ってしまうのではないか、と心配だったんです。集められた動画が色々な角度からの笑いで構成されていたので、楽しめました」とコメント。

 相沢は、広告プランナー藤井亮氏が製作した動画『ストップ! 恋愛 ゼッタイダメ』がお気に入りだと言い「ネットって、検索で引っかかるというのが大事だと思うんです。あれは、うっかり間違ってクリックしてしまって、観て面白いと思える、動画だけではなく今からハプニング的に現実に繋がるようなワクワク感を感じれる」とその魅力を語った。

 また、夢眠は最近笑ったこととして、先日でんぱ組.incがファンのワークショップにサプライズ登場して驚かせる企画を実施。その際、成瀬の声が響きすぎて、楽屋入りした段階でバレてしまったことを明かした。

 夢眠は「それが、えいたそ(成瀬瑛美)ちゃんの良さなんで、えいたそちゃんの動画も見たいですね」と付け加えた。成瀬は「メンバーに協力してもらって、作ってみようかな(笑)」と満更でもない様子を見せた。

 さらに夢眠は、毎回1人メンバーと行動がずれている相沢についても「りさちゃんのメルヘンぼけには、いつも笑わせてもらってます」とコメント。成瀬は「りさちゃんは誤字もひどくて、それを誤字フォルダとして保存しています。悲しい時にはそれを見て救われています」と明かした。

 なお、12月1日には第1戦の結果が発表され、その結果をもとにでんぱ組.inc、動画製作者、有識者などが一堂に会する『フォーラム』を開催する予定。第2戦は来年1月より公開される。(取材・松尾模糊)

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