<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten>最終日レポ◇Mumiy Troll

 ロシアはウラジオストックからやってきたソロシンガーのMumiy Troll。ライブは、エレクトロ/ニューウェイブ/ニューロマンティックな香りをミックスした『Superfly』で幕を開けた。

 Mumiy Trollが描き出すのは、80年代英国ニューウェイブシーンに巣くっていたダークでエッジの鋭いギターサウンドとチープスリルなテクノ要素をミックスした音楽。それをMumiy Trollは現代風に、言うなればニューウェイブ/エレクトロなスタイルとして昇華。初期ヴィジュアル系を司る音楽要素に英国ニューウェイブの影響は欠かせないように、彼がこの舞台に登場した理由も、そう紐解けば納得だ。

 日本語をベースに歌ったチープスリルなエレクトロ/ギターナンバーの『Girl』。90年代ニューウェイブな香りをまぶした『Speed』。ダンサブルなのにエッジ鋭いロックな音を突き付けた『Viadivostok Vacation』。

 最後に届けた『Polar Bear』まで、Mumiy Trollは触れた途端に身体が嬉しく弾みだすパーティなニューウェイブ/エレクトロ/ギターロックなスタイルで、終始、観客たちをはしゃがせていた。この日はMumiy Trollの誕生日。本人も呼んでくれたYOSHIKIに感謝していたように、最高のバースデイになったに違いない。(取材・長澤智典)

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