子供達に囲まれ記念撮影に応じる池田信太郎氏

子供達に囲まれ記念撮影に応じる池田信太郎氏

 【取材雑感】TOKIO山口達也が22日、東京都八丈島八丈町でおこなわれた、東京五輪のフラッグツアー歓迎セレモニーに出席。特別アンバサダーを務める山口は、同じくアンバサダーの男子バトミントン元日本代表選手の池田信太郎氏と、山下奉也八丈町長、佐藤誠八丈町教育委員会教育長にオリンピック旗と、パラリンピック旗をそれぞれ受け渡した。このフラッグツアーは都内各所でおこなわれており、八丈町は4カ所目。普段から同町を訪れているという山口は、迎えた子供達に満面の笑顔をみせ接していた。

八丈島を行き来する人

 東京<羽田>から八丈島に向かうこの日朝7時半発の空の便は、ほぼ満席。待合ロビーにはウインドブレーカーなどを着た中高年夫婦や、若い女性などが団体で訪れている姿も見られた。彼らは何度か同じように八丈島を訪れているようで「お久しぶり」と挨拶を交わしていた。

 近・中距離向け商業旅客機であるエアバスA320に搭乗する。ANAの公式サイトによれば同機の座席数は166席。ほぼ満席を考えると、往復路1日6便就航していることを鑑みても単純に約1000人が、羽田と八丈島を往来していることになる。

 飛行中は太陽の光を遮っていた厚い雲を眼下に、雲海の上を眩しく照らす光が、暫しどんよりとした天候とともに落ち込んだ気持ちを忘れさせてくれる。本日のフライトは、八丈島が視界不良のため、羽田空港へ引き返す可能性もあった。機体が高度を下げ、機内の窓から覗く八丈島は、やはり灰色の厚い雲に覆われていた。そうした中、なんとか着陸できた。

 空港の到着ロに着くと、彼らを迎える八丈島の住民。やはり顔見知りで、親しげに話す様子が見られた。彼らが乗り込むワゴン車などにはスキューバ・ダイビングの文字。

 八丈島の気候は、暖流である黒潮の影響を受け、海洋性気候となっている。年平均気温は17.8度。この日も潮風は少し生温いものだった。

 空港を降りたつと椰子の木とハイビスカスの花が出迎え、南国の雰囲気が辺りに漂う。緑多き景色と、真っ直ぐ海岸を望む道路はバカンス気分を盛り立てるものだった。島の人々は親しみやすく、記者が乗り込んだタクシーでは運転手から、八丈島の歴史を指南された。

 空港で見た彼らが、何度も八丈島を訪れる意味が少し理解できた気がした。記者も取材で訪れ、そのままトンボ帰りで残念ながら島の魅力を存分に味わえなかったが、次回は是非休暇で訪れてみたい、そう思わせる魅力が確かにあった。

山口の実年齢に伴った大人の魅力

 幸い雨粒は落ちず、所々には晴れ間も見えた蒸し暑さの中迎えた、今回のイベント。前日入りしたかは不明だが、TOKIO山口達也は笑顔で登場した。

 八丈島にはサーフィンでよく訪れるという山口は「自分は八丈島が大好き」「2020年東京オリンピックでは、サーフィンが五輪種目になったので盛り上げていきたい」と語っていた。そのよく陽に焼けた素肌が、彼の言葉を如実に物語っている。

 ステージでは、池田氏の元オリンピック選手の凄さを際立たせるように、おどけて見せた山口の姿はあざとさなど、微塵もなく純粋にバドミントンを楽しむ少年のようだった。

 今回のイベントには地元の子供達が大勢詰め掛け、最後は山口らと記念撮影をおこなった。優しい笑顔で子供達に語りかける姿が、アクティブで子供っぽいピュアさだけでなく、44歳という実年齢に伴った大人の山口の魅力を感じさせていた。

 そういえば、テレビ番組などで見せる山口の笑顔はどこか安心感がある。間近に触れて、改めて彼の笑顔力を感じたのであった。(取材・松尾模糊)

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