怒髪天のライブ模様(撮影:石井麻木)

怒髪天のライブ模様(撮影:石井麻木)

 ロックバンド怒髪天が去る16日、Zepp DiverCity TOKYOでアルバム『五十乃花』を引っ提げての全国ツアー「怒髪天 TOUR 2016 ジャパニーズ中年隊 ~YOU、50プラス1本やっちゃいなよ~」東京公演を開催した。全20曲、松山千春のカバーなども披露し観客を魅了した。増子直純(Vo)は最後に「生きてまた会おうぜー」と叫びこれからの活動への意欲を示し、ファンに感謝した。

■ほぼファイナル

 「ほぼ、ファイナルと言っていいんじゃないかな」──この日、増子直純(Vo)がMCで語っていたように、同ツアーは7月いっぱいまで奄美・沖縄を含めた『ジャパニーズ中年隊がゆく。南国リゾート大作戦』と続くものの、事実上のツアーファイナルと言ってもいいだろう。まさにそれにふさわしい夜になった。

 SE「男祭」に合わせて、高く挙げられたフロアいっぱいの手拍子と歓声に迎えられ、上原子友康(Gt)、坂詰克彦(Dr)、清水泰次(Ba)、と順に配置につく。増子が登場し、髪を整えたコームを客席に投げ入れると、「天誅!!」野太い一声で獰猛なサウンドが一気に襲いかかる。ハードコアナンバー「天誅コア」で口火が切られた。間髪入れずに「無敗伝説」へとなだれ込み、つづく「酒燃料爆進曲」ではダミ声も高らかに“お台場の空〜“と会場に響き渡る。

 「よう来たぁぁぁ!! もうすでに最高です!」増子がオーディエンスの熱気を受けながら叫ぶ。「今回51本という、おそろしい無謀なツアーを、おかげさまでなんとか誰もCGにならず、実体としてここに来れた」相変わらず喋りのほうも絶好調だ。

 「古い曲、新しい曲いろいろやるからお楽しみに」と、「明日への扉」「鰯ヘッド BOP」など、新旧織り交ぜながらのナンバーでバンドと会場の熱量は天井知らずにどんどん上がっていき、「すでに涙腺が6割方決壊しております」すでに汗と涙でぐしゃぐしゃになっている増子。「嬉しいんだよね、こんな人数が集まってくれて」

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