流暢な英語で初ナレーション収録を行ったモーニング娘。’16の野中美希

流暢な英語で初ナレーション収録を行ったモーニング娘。’16の野中美希

 帰国子女で静岡県出身のモーニング娘。'16のメンバー、野中美希(16)が、静岡朝日テレビの情報番組『ch223 2016 日本一の卒業旅行!?』の英語ナレーションを務めることが決まった。2月某日には都内で収録に初参加。自身初めてのナレーション収録だったが、物怖じせず流暢な英語で乗り切った。ミュージックヴォイスではこの日、収録現場を密着取材。野中の番組起用を経緯を踏まえて以下にレポートする。なお、野中の英語ナレーションによる番組は『ピンクスCHANNEL』『Tokyo Girls’ Update』で3月以降順次ウェブ公開される予定。

人気番組のスピンオフ

野中美希

野中美希

 『ch223 2016 日本一の卒業旅行!?』は、次世代トップアイドルの登竜門とも呼ばれる静岡朝日テレビの情報番組『ピンクス』『コピンクス!』のスピンオフ。富士山が2013年に世界文化遺産に登録されたことを契機に、毎年2月23日(富士山の日)あたりに放送されているもの。過去には、現在雑誌モデル・女優として活躍する岡本夏美や平祐奈がおはガールメンバー当時に出演、わーすたのリーダー廣川奈々聖と廣川かのん姉妹が初共演するなど、出演者にも関心が寄せられている。

 番組監修は今年も、スタジオジブリ作品などを手掛ける映画プロデューサーで、『崖の上のポニョ』主題歌でも「藤岡藤巻と大橋のぞみ」の1人としてNHK紅白歌合戦にも出演している藤巻直哉が務める。番組ナレーションには、静岡を舞台にしたアニメ『ちびまる子ちゃん』のたまちゃん役の声優・渡辺菜生子を起用。日本を代表するベテラン陣も番組に華を添えている。

 今回は、今春に高校を卒業するカントリー・ガールズの山木梨沙(18)、同じく中学校を卒業するハコイリ♡ムスメの我妻桃実(15)の2人が、富士山をはじめとした「静岡の日本一」をキーワードに静岡県内を訪問する。テーマは「日本一の卒業旅行!?」と日本向けに作られてるが、富士山はもちろん近年はクールジャパンにみられるようにアニメやアイドルなどは海外からも高い注目を得ていることもあって、NHK WORLDなどで海外向けに番組配信している「Tokyo Girls’ Update」協力のもとに英語ナレーション篇を制作することになった。

 そして、その英語ナレーションに抜擢されたのは、モーニング娘。'16のメンバー、野中美希。地上波番組の放送エリアである地元・静岡県出身であるとともに、小学校4年生まで米国で暮らしていた帰国子女、英語力を買われての今回の起用となった。

初ナレーション録りに挑戦

野中美希

野中美希

 収録はまだ寒気が厳しい2月某日、都内のスタジオで行われた。緊張した面持ちで録音ブースに入っていく野中。ブースに入る前に「朝から緊張しています」と話していたが、収録が始まると流暢な英語でナレーションをはめていく。その姿からは緊張は感じられない。

 画面と台本を交互に確認しながら、何度かテイクを重ねていく。野中は終了後「時間内で納めるのが難しかった」と語っていたが、記者が見ていた感じではそれほど苦戦することもなく順調に収録は進んでいった。

 小学校4年生までアメリカで生活していたというだけあって、発音はネイティブそのものといっても大袈裟ではない。時折、台本の文法も直しながら、初めてとは思えないクオリティでナレーション録りをこなしていった。ディレクターもそのポテンシャルに唸るほど。たまに記者が構えるカメラに視線を送ってくれる野中は徐々に慣れていき、時折ブースから笑顔もみせるようになった。

英語力維持のため学習続ける

野中美希

野中美希

 自身の英語力について野中は「日本に帰ってきても英語の勉強は続けているんですけど、小学校4年生までしかアメリカにいなかったので、4年生レベルの英語しか出来ないかも。難しい会話になると大変かな」と謙遜。更に、「今でも英語の小説を読んだり、1週間に1回ぐらいはアメリカの友達とテレビ電話を使って会話をするようにしてます」と英語力を維持するためにしっかりと研鑚を積んでいることを明かした。

 予定していたナレーション全てを録り終えた野中はチェックの為、録音ブースからミキシングルームへ。真剣な表情で自分のナレーションをチェックする。何度も収録したナレーションを再生し、台本と照らし合わせる。気になるところがあったようで、すぐさまブースに戻り録り直した。再レコーディングは2、3テイクほどだった。記念すべき自身初のナレーション収録は大きなトラブルもなく無事、終えた。

野中美希

野中美希

 収録後の感想を野中は「モーニング娘。’16に入って2年になるんですけど、“初めて”を経験することが少なくなってきたので、初経験のナレーションをさせて頂いて幸せです。自分の声がコンプレックスではあったんですけど、自分の声と英語の2つを活かせて嬉しいです」と述べた。

 更に、「時間の制限がある中で、いかに感情を込めて言えるかを今日は学んだので、もっとナレーションをやってみたいなと思いました」と今後のナレーションへの意欲をみせた。関係者も「ポテンシャルの高さに驚いた。とてもよい収録だった」と絶賛していた。野中の堂々した姿から今後のナレーターとしての活躍も期待させた。

 なお、ピンクスCHANNELでは、野中の収録を終えての感想などを収録した先行動画が2月26日にウェブ上で公開される予定。

(取材/撮影・村上順一)

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