相川七瀬が三田佳子からツッコミ

囲み取材に応じた相川七瀬と三田佳子(撮影・桂 伸也)

 19日、都内で舞台『「SOUVENIR」スーベニア~騒音の歌姫~』が開幕。事前に公開フォトコールが行われ、歌手の相川七瀬が、舞台に出演する女優の三田佳子と、アイドルグループSixTONESの京本大我とともに囲み取材に応じた。

 本作は百年前に実在した、もともと歌唱能力が欠落していたことで有名なソプラノ歌手のフローレンス・フォスター・ジェンキンスと、彼女をめぐる多くの人々との友情と、心温まる感動のストーリー。また、舞台では毎公演にゲストとして豪華シンガーが登場し、公演のプロローグで「ストーリーソングス・テラー」として「見上げてごらん夜の星を」と自身の思い出の曲を披露、第一回は相川が登場する。

 今回のオファーを受けた当初の心境として相川は「私はロック歌手なので、わりと元気なサウンドが多いんです。だからこの物語に私のうるさい音楽が受け入れてもらえるだろうか? と心配していました」と戸惑いを持っていたことを告白。

 一方、三田、京本と舞台を前にして緊張している様子を語ると、相川は「私が一番緊張していると思います。舞台で歌わせていただくのは初めてですし」と今回の出演に大いに緊張している旨をコメント。すると三田から「そうなの?(普段は)どこで歌っているの?」とツッコミを入れられ、笑いを誘っていた。

 今回の「ストーリーソングス・テラー」という役割について相川は「歌手という仕事は、自分の唄の気持ちや心を届けるものだと思うし、ジェンキンスさんもそういう歌手だと思う。そこを任されているのですごく責任が重くて、震えるほど緊張しています。貴重な体験ですね」と自らの思いをコメント。

 また、ジェンキンスという人物の特質に対しに対して「気持ちを込めれば込めるほど、音程が合わなくなることもあります。でもそんなステージこそ『良かった』と言われることがあります。だからうまく歌えることと、聴く人が感動するということは違うことだと思っています」と自身の考えをコメントしながら「歌手としては両方欲しいじゃないですか?でも歌って生き物だから、まったく同じ歌は歌えない。そのコントロールって難しいし、まだまだだと思いますね」と自身に重ね合わせて、歌手という仕事に対する思いを語った。

 去年デビュー20周年を迎えたという相川が、今回思い出の曲として選んだのは代表曲の一つ「恋心」。プロデューサーの織田哲郎と出会ったのが17歳、そのときに織田に書いてもらった曲がこの曲であったことから選んだという。なお、相川以降の「ストーリーソングス・テラー」としてはゴスペラーズ、ジェロ、Chage、木根尚登らが名を連ねている。(取材・桂 伸也)

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