水着姿で演奏の高木里代子の評価は

“異色”のジャズピアニストとして話題を集める高木里代子

 水着姿でピアノを演奏するスタイルが話題を呼んだ、“異色”のジャズピアニスト、高木里代子。セクシーさを全面に押し出した姿がクローズアップされているが、そのことがかえって、高木自身の“ジャズピアニスト”としての評価を二分させている。実際のところ、彼女の評価はいかがなものだろうか。

 高木里代子は、4歳でピアノを始め、慶大在学中からライブハウスを中心に活動。一昨年は、世界的ギタリストのリー・リトナー主催コンペでピアノ部門において世界第4位に入賞。昨年1月に発売した初ソロアルバム『Salone』ではハイレゾ配信サイトのランキングで総合チャート、JAZZチャート共に1位を記録した。

 演奏の様子や音源を聴いたところでは、ピアノ演奏の腕は達者だ。しかし、なぜこのようなスタイルで臨んでいるのか。過去に彼女は「水着とか自由な格好でポップな楽曲も演奏して、一般の人が楽しめる公演をやりたい。いい意味でジャズ界に旋風を吹かせます」と理由を語っていた。

 その彼女は2月17日にメジャーファーストアルバム『THE DEBUT!』をリリースする。先立って公開された「MOJO swing」のミュージックビデオでは、プールサイドや海辺など、様々なシチュエーションでキーボードを演奏している。そのなかにはやはり胸を強調したセクシーな姿もある。

 肝心なサウンド面は、イントロでストリングスをバックにピアノを爪弾かれるが、その後に入ってくるリズムはジャズ由来のものでは無く、打ち込みのハウス調4つ打ち。彼女は元々アコースティックジャズも演奏するはずなので、これには意表を突かれた。しかし、エイベックスからデビューということだから、これはある意味「ジャズ×エイベックス」という文脈としては正解なのではないかと思うのである。

 楽曲はその後も4つ打ちのビートに小粋なピアノが合わさって面白い内容に仕上がっている。

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