特別試写会に出席した橋本環奈ら(撮影・桂 伸也)

橋本環奈が「カイカン」

特別試写会に出席した橋本環奈ら(撮影・桂 伸也)

 Rev.from DVLの橋本環奈(17)が3日、都内で行われた主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(3月5日公開)のジャパンプレミア特別試写会に出席。共演の長谷川博己(38)、武田鉄矢(66)、大野拓朗(27)、宇野祥平(37)と、前田弘二監督(37)とともに映画の見どころを語った。

 本作は1978年に小説家・赤川次郎さんが発表した小説『セーラー服と機関銃』の続編として1987年に発刊された『セーラー服と機関銃・その後 - 卒業 -』の映画化。ヤクザの組長を務めたという異色の過去を持つ一人の女子高生が、友人たちを巻き込んだ詐欺の黒幕たちと対決する姿を描く。

 制作のスタートを切ったときの思い出を「去年6月に制作発表をしたとき、私たちの前にあったのは、未完成の台本と、多くの人に喜んでもらおうという決心だけでした」と語った橋本は、当初は初主演作の重圧に随分悩まされていながらも「クランクインしてから、映画に関わってきた全ての方が、勇気と力を与えてくれました」と、多くの支えで仕事を成し遂げた経緯を、改めて振り返った。

 作品の中でも難関となっていたのが、1981年に女優の薬師丸ひろ子主演による映画『セーラー服と機関銃』でも有名になった、機関銃を乱射したあとに「カイカン…」と一言呟くシーン。「監督をはじめたくさんアドバイスをいただき、自分では気付いてなかったけど、(どうしようかと)頭で考えていたんです」と、かなり頭を悩ませていた様子を告白。

橋本環奈

橋本環奈

 しかし「武田さんに『好きにやればいいんだよ』と言っていただいたんです。そのおかげでリラックスして、あのシーンを作ることができたと思っています」と、作品への思いとともに、多大なサポートを受けた武田への感謝の念を語った。

 そのエピソードに対して武田は「私が27歳でデビューしたときの相手は、46歳の高倉健さん。高倉さんはすごく気を遣ってくれて、緊張していた私に『落ち着け』って言ってくれたんです。そういうものを恩返しとして渡していかないと、と思いまして」と、そのサポートの真意を明かした。

 また、この日は橋本の17歳の誕生日ということで、サプライズでバースディケーキが振る舞われた。さらに武田は橋本の名前の「環」の字を取り上げ「この字には『口(サイ=神様への祈りごとを収める箱)』、「衣」という言葉が含まれている。とある人の襟元に口を置き、その人への願いをかけるという意味がある」と解釈し「衣装を着て、願い事を秘め、そして、王への道を歩く。そして『私は見ています』と、(人々からの)目が注がれている」とその意を説明。

 そして「父母からもらったこの『環』の名に、恥じない17歳のスタートを切ってください」とエールを送ると、橋本はその武田からの「贈る言葉」に「身に余るお言葉で、大変光栄に思います」と感激した様子を語っていた。(取材・桂 伸也)

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