ツアーファイナルで共演が実現した冬ソングの女王・広瀬香美と、夏ソングの貴公子のTUBE

ツアーファイナルで共演が実現した冬ソングの女王・広瀬香美と、夏ソングの貴公子のTUBE

 TUBEが20日、横浜アリーナで全国ホールツアー『TUBE LIVE AROUND 2015 Your TUBE+My TUBE』のファイナル公演を行った。2007年以来8年ぶりの冬ツアー。この日は1万2000人の観衆を前に、歌い届けた。また、この日は“冬ソングの女王”の異名を持つ広瀬香美がサプライズで登場。「おかげサマー」を前田と共に歌い上げた。

 TUBEは今年、デビュー30年のアニバーサリーイヤーを迎え、「感謝熱烈YEAR!!!」というテーマを掲げ、夏だけでなく1年通して精力的に活動してきた。第57回日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞した、デビュー30年記念・2枚組アルバム『Your TUBE+My TUBE』と、ロングヒット中のオールタイムベストアルバム『BEST of TUBEst ~All Time Best~』を引っ提げて、6月5日からスタートした26都市33公演、半年に渡って“30年の感謝の気持ち”をファンに直接届けに廻ってきた。

 メンバーが登場する直前、会場のビジョンには、今年の春・夏・秋・冬にリリースしたシングル4作のMusic Videoを一編にした映画「渚の恋人たち」(キャスト:松岡茉優 落合モトキ 荒井萌 弥尋 谷花音 and TUBE 他 /監督・脚本:大九明子/音楽:春畑道哉・TUBE )の映画化決定の映像が映し出される。映画化決定と共に、2016年、デビュー31年を迎えるTUBEが、ライブ・ビューイングイベント「TUBE 31 LIVE SCREEN ~映画『渚の恋人たち』&2015 LIVE at 武道館~」を1月31日に開催する事も発表。

 このイベントは、映画「渚の恋人たち」、12,000人のファンで超満員となった日本武道館でのバースデーライブ映像、TUBEメンバー登壇の舞台挨拶、の豪華3本立てとなるイベントを丸ごと、TOHOシネマズ 六本木ヒルズより一夜限りで、全国31の映画館で実施(生中継)するというもの。デビュー31年、1月31日限定、31劇場限定、一夜限りの全国一斉ロードショーと、まさに「31」づくしのイベントとなる。全力で駆け抜けた30年のアニバーサリーツアーの最終日のオープニングから、来年のTUBEの活動を発表するという、TUBEらしいクリスマスプレゼントとも言えるハッピーサプライズとなった。

TUBEが30周年ツアー最終

TUBEが30周年ツアー最終

 会場の熱気が高まる中、メンバーが登場すると、アルバム『Your TUBE+My TUBE』に収録された、広瀬香美作詞&作曲提供による「おかげサマー」でライブがスタート。TUBEらしさを感じさせるサーフィンの映像が流れ始めると、次第にその波がゲレンデへと変わり、雪景色の中スキーをする映像へと変貌していく。

 そして、ヴォーカルの前田亘輝の「いよいよ今日はツアーファイナルということで、TUBEからほんのささやかなクリスマスプレゼントに冬の曲を演奏してみたいと思います」というMCの後、インターバルで挟んだ広瀬香美の代表曲「ロマンスの神様」で会場を沸かせると、突如ビジョンに「冬の女王、降臨」という文字が映し出され、なんと、広瀬香美がサプライズで登場。「おかげサマー」を前田と共に歌い上げた。曲が終わると同時に、この時期多忙な冬の女王はステージを後にした。

 実は、広瀬は同日、品川で自身の二部制の「Winter ピアノソロ・コンサート」を開催していたが、TUBEの30年のファイナルをお祝いする為に、一部と二部の公演の間で横浜まで駆け付けた。“夏の貴公子”TUBEと“冬の女王”広瀬香美の共演に驚きの幕開けとなった。

 そして、「SUMMER TIME」など最新アルバム収録の夏のナンバーを中心にライブが構成されていく中、一転、しんしんと雪が降り積もる中披露された「Surfin’ In The Snow」、冬シングルのカップリングに収録されているクリスマスソング「Love In White」と続き、ステージは冬の空気に染められ行く。

TUBEが30周年ツアー最終

TUBEが30周年ツアー最終

 「ガラスのメモリーズ」「さよならイエスタデイ」「あー夏休み」といった、誰もが知るヒット曲の多さからも30年のキャリアを持つ圧倒的な存在感を感じさせるステージと、「WINNERS HIGH」ではTUBEならではの炎の演出で、TUBEのエンターテイメントの世界が繰り広げられた。

 ダブルアンコールの「シーズン・イン・ザ・サン」では、デビュー当時からのTUBEのイメージカラーの「青×白」をイメージした、TUBEロゴがプリントされた青と白の2万個の風船が天井から客席に投げ込まれ、宙を舞った。

 そして、このツアーを締めくくったのは、今週リリースしたばかりのTUBE春・夏・秋・冬シングルのラストを飾る冬のシングル「灯台」。この曲は「様々な困難や苦悩・挫折がありながらも、それを乗り越えながら今日まで30年歩んでこれたのは、ファンのみんながいつも自分たちの行く先を、照らし続けていてくれていたから」というTUBEメンバーのファンへ対する感謝の気持ちと、そして「これから先もファンと共に歩んでいこう」という想いが綴られたバラード。

 「ファンの皆さんが支えてくれたから30年バンドを続けることができました。本当にありがとうございます」と、改めて30年支えてくれたファンへの感謝の言葉を語り、アニバーサリーイヤーのツアーファイナルの会場は感動で包まれた。

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