登壇した左から阿久根知昭監督、一青窈、広末涼子、滝藤賢一

一青窈が産後初の場で主題歌披露(1)

産後初のイベントとなった舞台あいさつで主題歌を歌う一青窈

 歌手の一青窈が19日、福岡市内で行われた映画『はなちゃんのみそ汁』(来年1月9日全国公開)福岡先行公開・初日舞台挨拶に、広末涼子、滝藤賢一、阿久根知昭監督と出席。主題歌「満点星」を初披露した。11月に第1子を出産してからは初のイベント。「私にとってはものすごい人生の大きな変換期をこの映画と過ごすことができました」と振り返った。

 映画は、がんで33歳の若さでがんのために死去した千恵と、残された5歳の娘と夫、家族との日々をつづったブログを基にしたエッセイが原作。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた千恵を演じるのは、広末涼子。明るくひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一。はなは、1000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみなが演じる。監督は、『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を務めた阿久根知昭さんが、本作が長篇作品監督デビュー、脚本と共に担当する。

 この日は、先行公開初日を迎えた福岡で、広末涼子、滝藤賢一、一青窈、阿久根知昭監督が舞台挨拶に登壇した。広末は「“はなちゃん”が暮らす福岡の初日をお祝いしたい!」と駆けつけ、出産後初のイベント出演となる一青は本作ために書き下ろした主題歌「満点星」を初めて披露披露。一青の歌声と、そしてキャスト・監督、観客ら会場全員のあたたかい気持ちで劇場が包まれる舞台挨拶となった。

 広末は「家族や命の温かさを感じさせてもらえる映画になったのではないかな、と思っています。初日を迎えて、皆さんの温かい笑顔を見ることができて、本当に幸せです。この映画に関われてよかったな、と思います」と初日の喜びを口にした。

 滝藤は「安武信吾を演じました、滝藤賢一、ばい。福岡の皆さんと迎えられたことがとってもうれしい、ばい」と博多弁風にあいさつすると客席からは笑いが起こっていた。

 広末の姉・千恵役で出演し、出産後これが初イベントとなる一青は「この映画に携わっていた間中、妊娠、そして今出産したあとで、私にとってはものすごい人生の大きな変換期をこの映画と過ごすことができました。それを見てくださったことがすごく私の中でうれしい」とコメント。

 本作について、広末は「本当にどのシーンも大切なエピソードがいっぱい詰まっていて」と前置きし、「急に涙を誘われたり、また笑わされたり、そしたらまた次ちょっと切なくされたり。それがすごく日常的というか、淡々とした日常の中の小さな大切なことを教えてくれるから、すべてのエピソードが愛しくて大切です」と噛みしめるように思いを語った。

登壇した左から阿久根知昭監督、一青窈、広末涼子、滝藤賢一

登壇した左から阿久根知昭監督、一青窈、広末涼子、滝藤賢一

 福岡で思い入れのあるロケ地は、実際の安武さんが勤務する新聞社と言う滝藤は、「僕のファーストシーンで、広末さんと芝居するのも初めてだったので思い入れがありますね。実際の場所でやれるって気持ちが違いますよね」と振り返った。

 そして、一青はサプライズで「満点星」を初披露。本作のために書き下ろしたという主題歌を丁寧に歌い上げ会場中を魅了、大拍手が沸き起こる中、映画の余韻も相まって涙を拭う人の姿も見られた。

 隣で聞いていた広末も口ずさみ体を揺らしながら聴き入っていたが、曲が終わると「滝藤さんが汗を拭いているのか涙を拭いているのか分からなくて」とツッコミが。滝藤は「もちろん涙です。生で聴けると思わなかったんで、鳥肌がたってきました」とコメントした。

 歌い終えた一青は「生まれてくれてありがとうという気持ちを毎日実感しながら、自分の音楽と対峙しているんです。それが実際歌詞に書けて、これから歌い続けていけることが自分にとってもすごくうれしいです」。阿久根監督も「いい曲です。僕は運がよかったと思います。この曲を作っていただいて映画の魅力がさらに増したと思います。ありがとうございます」とコメントした。

 さらに広末は「記憶がよみがえってきて感動しました。この映画の力というか、もしつらいことがあったり困難があっても、きっと打ち勝てると思わされる力強い歌声」と絶賛し、続けて「この映画もみなさんの勇気につながったらうれしいなと改めて感じさせられました。本当に、たくさんの人に愛される映画になったらいいなと思います。これからも『はなちゃんのみそ汁』をよろしくおねがいします」とあいさつし、舞台挨拶は終了した。

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