AKB卒業生の選抜メンバー入り

歴代女王の前田敦子

 15日に開催された「AKB48 第5回紅白歌合戦」(以下、AKB紅白)の中で、来年3月9日発売のシングルに卒業生の大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美の4人がメンバー入りすることが発表された。HKT48指原莉乃やAKB48渡辺麻友、AKB48柏木由紀ら現役メンバーとのコラボレーションの実現にファンは熱狂の声。ただ、ネット上では冷ややかに見つめる声も挙がっている。

 AKB紅白で発表された来年3月9日発売のシングルには、指原、渡辺、柏木という昨年の選抜総選挙の上位3人のほか、SKE48松井珠理奈、NMB48山本彩、AKB48小嶋陽菜、島崎遥香らグループの人気メンバーがズラリとそろう。来年3月28日の劇場公演で卒業する前総監督の高橋みなみも参加する。

 その中でも一際、注目されたのがOGの一時的な復帰だ。大島、前田、篠田、板野の4人がサプライズとして選抜メンバーに入り、現役メンバーとコラボレーションすることにAKBファンからは歓迎の声が強い。

 ただ、ネット上では卒業生が復帰することに否定的な見解も見られる。「現役時代にいくら人気があったとしても卒業生は卒業生」「今こそ底上げしなきゃいけない大事な時にこんな事やっててバカとしか言いようがない」などと厳しい声が飛んだ。

 さらに、「世間をアッと言わせた革新的なAKBはもう跡形も無くなった」「OGの力がないとミリオン継続は難しい」などと、現在と過去を比べながらAKBの人気について語るネットユーザーも見られている。

 ただ、冷静な視点から捉えた声では、「選抜16人+OGなので選抜に関してはなんの影響も与えてない」とコメント。現役メンバー16人の選抜と卒業予定の高橋、そしてOG4人を加えた構成に違和感はないとする。

 さらに、「まぁ部活でもOBが夏合宿に参加することはよくあるからな。。。」とあくまで企画の一環として受け入れる声もあるようだ。

 また、選抜16人の構成が「いつもと一緒」と指摘する声をはじめ、「運営は世代交代したいの?したくないの?」などと若手を抜擢してほしいとの声も挙がる。ただ、「若手はまた別の方法で売り出した方がまだ可能性ある」と指摘する声もあり、AKB人気を持続・発展させる企画アイデアへの不満や葛藤もファンの中にはあるようだ。

 AKB48を国民的アイドルグループの地位まで運んだ力の一つが、大島や前田、板野ら初期メンバーにあることは周知の事実。その力を今のAKBグループに取り入れるのか、それとも、"底上げ"に力を注ぐべきか。今回のOG復帰は、今後のAKBグループの有り方を考えさせる契機ともなり、持続・発展へのエネルギーになれるかに注目を集めそうだ。

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