DVD発売記念イベントに出席したトミタ栞(撮影・木村陽仁)

DVD発売記念イベントに出席したトミタ栞(撮影・木村陽仁)

 歌手のトミタ栞(とみた・しおり=21)が5日、横浜市内で行われた、ドラマ『るみちゃんの事象』DVD(12月23日発売)並びに6枚目シングル「バレンタイン・キッス feat.Ladybeard」(来年1月20日発売)の発売記念イベントに出席。ドラマやミュージックビデオ(MV)の撮影秘話などを語った。

 ドラマは、「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中の人気コミックの実写で、今年7月からTBS系で放送されている学園コメディ。トミタはこのなかで、不思議な感性を持つ主人公の女子高生・郁野るみを演じている。

 原作のファンだったというトミタはこの日、笑顔で観衆の前に現れると早々に、主人公を「ぶっ飛んでいる。キャラも変わっている」と紹介。「変なドラマなので撮影も変だった」と初ドラマの苦々しい想い出を語り始めた。

 劇中では、辞書サイズのベーコンが出てくるが「本番用と予備用に2枚用意していて、本物のベーコンだったから結構大変で、(撮影の)カットのたびに手を拭かないとならなかった」とも。

トミタ栞(撮影・木村陽仁)

トミタ栞(撮影・木村陽仁)

 更に、ししゃもを素手で鷲掴みにするシーンでは「魚の匂いがダメで、握る瞬間も嫌だった。できれば尻尾から持ちたかったけど…」と本音をのぞかせるも「1回握ってみたら吹っ切れたみたいで、何も怖くなくなった」と語り、ドラマの撮影を通して「強くなれた。でも慣れは怖いですね。成長なのか、退化なのか」と苦笑いを浮かべた。

 また、撮影を続けていくうちに性格が、主人公に“侵食”されていったようで「るみちゃんに近づくのが分かった」とも。しかし、周囲からはもともと、主人公と似ているところがあると指摘され「怖くなった」とも述べた。

デスメタルに侵食?

 歌手としては、来年1月20日に6枚目シングル「バレンタイン・キッス」を発売する。事務所の先輩である国生さゆりのカバーで、「ご本人に承諾を頂いた」と直接挨拶したようだ。先輩の承諾を得てカバーした今作は、アレンジはるみのキャラのように“振り切った”ものに。

 フィーチャリングには、外国人ヒゲ女装のアイドルとして話題のLadybeard(レディビアード)を招へい。「以前から気になっていた。2人でコラボしたら面白いかなと思って」と直接依頼したようだ。

 そのトミタは、レディビアードの印象を「見た目は怖いけど優しい。そしてハッピーな感じでものすごい威力があった。ミュージックビデオ(MV)もかなり振り切っている。私は前髪が、ビアちゃんはヒゲが象徴的なので、そのアイテムを交換してみた。MV後半はビアちゃんに侵食されていく」とも語った。

 今年は、ラジオやドラマが決定するなど出逢いも多く「挑戦の年」だったと振り返ったトミタ。来年の目標についてはまだ未定で、まずは、来年1月31日に行われる横浜BayHallでの単独公演に目標を置いているようだ。  (取材・木村陽仁)

 ◆新曲「バレンタイン・キス」記者の感想 トミタが持つ「カワイイ」・「サブカル」・「J-POP」の要素に対して、「クール」・「ヒゲ女装」・「メタルコア」の真逆とも言えるレディビアードの要素のミックスが妙。サウンド面では、清楚な感じの原曲をロック調にアレンジ。トミタの伸びやかな歌声に対して、レディビアードのデスメタルのがなりが入り込む。レーベルが、ロックミュージシャンが多く所属するEPICレコードジャパンだけに、クオリティの高いサウンドになっており聴き応えがある。

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