ブラジルのフェスで演奏するBEGIN(写真提供・(株)アミューズ)

ブラジルのフェスで演奏するBEGIN(写真提供・(株)アミューズ)

 今年25周年を迎えたBEGINが、7日と8日の2日間、ブラジル・サンパウロ市のスポーツ文化センター・ヴィセンテ・イータロ・フェオーラで開催された「Okinawa Festival 2015」に出演し2日間で2万6千人を集めた。「島人ぬ宝」や「涙そうそう」などヒット曲を披露し、集まったオーディエンスを魅了した。このOkinawa Festivalはブラジルの沖縄県人会が毎年主催するもので今年で13回目。今年は日本とブラジルが外交関係を樹立してから120年となったことを記念して彼らが招待された。

 彼らにとってブラジルでの公演は3回目。1日目の7日(現地時間)はヴォーカル比嘉栄昇の第一声は「ただいま!」。「今日はBEGINのステージではなく、Okinawa Festivalのステージです。今日はお互いに遠慮することなく、みんなで一緒に楽しみましょう」と呼びかける。

 ブラジル音楽のマルシャのリズムで作ったという、今年6月に発売されたアルバム「ビギンのマルシャ ショーラ」より「バルーン」でライブはスタート。他ブラジル移民の人々の経験談を元に作られた「帰郷」や日本で現在CMをきっかけに話題となっている新曲「海の声」を披露。

 後半はお馴染みの島唄「三線の花」「オジー自慢のオリオンビール」「島人ぬ宝」で盛り上がった。ここで本来本編が終了だったのだが「ステージから一度引っ込む時間ももったいない!」という事でアンコールで予定していた「上を向いて歩こう」「ここに幸あり」といった日本を代表する名曲を披露、最後は「かりゆしの夜」が演奏されると大カチャーシー大会となり、もう一度「島人ぬ宝」をプレゼント。会場中が大合唱となり1日目のコンサートは幕を下ろした。

 明けて8日。冒頭、比嘉栄昇は「日本とブラジルの外交関係樹立120周年おめでとうございます。」と挨拶しブラジルの大ヒット曲「O Abre Alas」からスタート。続いて自身の代表曲「島人ぬ宝」「三線の花」をマルシャのリズムに乗せたアレンジでメドレー披露。沖縄の大ヒット曲「安里屋ゆんた」や「また逢う日まで」「月がとっても青いから」などのカバー曲を繋ぎながら「バルーン」までメドレーは続く。

 後半は、BEGINにマルシャを教えたという坂尾英矩氏をステージ上で紹介。一際大きな拍手が沸き起こる。ライブ終盤は「島人ぬ宝」「三線の花」「かりゆしの夜」といった自身の代表的島唄立て続けに披露。最後の「涙そうそう」では観客は立ったまま大合唱、歌いながら涙を流す姿も。2日間で2万6千人を動員したOkinawa Festivalは盛況のうちに終了した。

 なお、BEGIN は現在も南米ツアーを続行中。現地時間の10日サンパウロのTOM JAZZ でのライブを経て、ペルー・リマに移動。バンドにとって初となるペルーでは14日「MATSURI」というイベントに出演、翌日15日にはテアトロ・ペルアノ・ジャポネーズにてワンマンコンサートまで続く予定。

ブラジル・サンパウロ スポーツ文化センター・ヴィセンテ・イータロ・フェオーラ
「Okinawa Festival 2015」

11月7日 セットリスト

01.バルーン
02.Churrasco
03.砂糖てんぷら
04.帰郷
05.海の声
06.竹富島で会いましょう
07.三線の花
08.笑顔のまんま
09.オジー自慢のオリオンビール
10.島人ぬ宝
11.ここに幸あり
12.上を向いて歩こう
13.涙そうそう
14.かりゆしの夜
15.島人ぬ宝

11月8日 セットリスト

01.O Abre Alas
02.島人ぬ宝
03.三線の花
04.帰郷
05.風よ
06.愛が走る
07.安里屋ゆんた
08.鳩間の港
09.オジー自慢のオリオンビール
10.国道508号線
11.笑顔のまんま
12.旅人よ
13.また逢う日まで
14.月がとっても青いから
15.いつでも夢を
16.バルーン
(ここまで全曲マルシャ ショーラ・バージョン)
17.島人ぬ宝
18.三線の花
19.かりゆしの夜
20.涙そうそう

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