武藤彩未、ソロ活動1年経った今何を思う[1]

武藤彩未。ソロ活動1年半が経った今、何を思う/撮影・村上順一

 [インタビュー]アイドルと言えばグループでの活動が主流の今、80年代を席巻してきたようなソロアイドルが非常に少ない。アイドル戦国時代とも称されるなかで、可憐Girl's、さくら学院とアイドルグループでのキャリアを積み、2014年4月にアルバム『永遠と瞬間』でソロデビューを果たした武藤彩未。今年4月には渋谷公会堂でのワンマンライブも成功を収め、着実にトップアイドルへの道を歩み始めた。その武藤彩未がさくら学院を卒業した思い出の地、日本橋三井ホールでアコースティックライブを4日に開催したことも記憶に新しい。更に10月28日には初のライブアルバム『Re:BIRTH~19th Birthday Live at 渋谷公会堂』をリリースした。ライブを音源でリリースする意図とはどこにあるのか。そして、武藤彩未にとってライブとは…。歌い手としてのこれからの展望と、オフの過ごし方などを語ってもらった。  【取材・村上順一】

歌ってこなかった曲に挑戦

武藤彩未、ソロ活動1年経った今何を思う[3]

日本橋三井ホールでの公演を振り返る武藤彩未

――まずは10月4日に行われたアコースティック公演『A.Y.M.Ballads』ですが、4年ぶりに日本橋三井ホールに立った感想は?

 日本橋三井ホールは私の原点であり、あそこで終わってあそこから始まったので、またそこに1人で立つことができたということで色んな想いがありました。立った瞬間に泣きそうになってしまいましたけど、まだここで泣いちゃダメだと思って。ライブが始まったら気持ち良くてあっという間に終わってしまいました。

――『A.Y.M.Ballads』の選曲は武藤さんご自身で選ばれた?

 はい。全部自分で選曲しました。大好きな80年代の楽曲に限らず、最近の曲や新しいテイストの曲をアコースティックバージョンでやらせてもらいました。

――武藤さんと言えば80'sのイメージがありますので、ZONEの「Secret Base~君がくれたもの~」などは意外でした。今回のセットリストの意図は?

 大好きな80’sだけにしても良かったんですけど、違うものを吸収することで成長というか、新たな一歩を踏むというのは大事だなと思って、今までやってこなかった曲に敢えて挑戦してみました。他にも、今回は漏れた楽曲も含めて色々あったんですけど、歌詞が今の私に合っていて歌いやすいというのが選んだ理由ですね。一青窈さんの「ハナミズキ」とか、絢香さんの「三日月」などたくさんの名曲を候補に出してたんです。歌ってみてセットリストのバランスをとっていったら今回の選曲になりました。

――ライブのMCでも言っていましたが、最近はマイケル・ジャクソンさんなどの洋楽も良く聴くみたいですね。他にはどのようなアーティストを聴いていますか

 けっこう幅広く聴いていて、ロック系も聴くんですけど、5 Seconds of Summer(ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー)というバンドとか、女性だったらTAYLOR SWIFT(テイラー・スウィフト)さんとか聴いていますね。

――今後カバーされる可能性は?

 これだけ言ってしまっているので、何かやらなきゃな、とは思っています。頑張ります(笑)

――マイケル・ジャクソンさんの曲は武藤さんが歌ったらどのようになるのか楽しみですね

 想像つかないですよね(笑)

――『A.Y.M.Ballads』で印象に残った曲や場面などはありましたか

 素敵なスペシャルバンドに演奏してもらって、どの曲とは選べないくらいなんですけど、4年ぶりにまた同じステージに立ったという意味では、4年前に最後に歌ったさくら学院の「See you―」の想いは強かったですね。

ライブの変化

――バンドと言えば、昨年行われた時と楽器の編成を変えてきましたね。前回はチェロがいましたが

 今回はギターとベースを入れました。カバー曲も多かったので前回の編成とは違う形で臨みました。

――ピアノで本間昭光さんが参加されていましたね。ステージ上で急きょ11月に行われる『本間祭り2015』への参加オファーもありました

 あれは本当にサプライズだったんですよ。何も聞いていなくて、まさかあのタイミングで招待して頂けるとは。いいなあ、出たいなあ、本間さんの曲歌っている私も参加したいなあ、と思っていましたね(笑)。参加させてもえることになって感激です。本間さんのお祝いのお祭りなので日頃の感謝の気持ちを込めて大切に歌いたいなと思います。

――武藤さんから見て本間さんはどういう方ですか

 神ですね。本当に優しい方なんですよ。見てわかると思うんですけど、あのままなんですよ。私の音楽の先生というか、わからないことがあったら何でも教えてくれるし、本間さんが書く曲が大好きで、これからもずっと歌えたら良いなと思っています。

――本間さんの楽曲を数多く歌ってこられていますが、作曲段階で一緒にやり取りはされるのですか

 次はこういう楽曲が欲しいというのを話した上で作って下さるんです。毎回、ライブをやる度にこういう楽曲が欲しいなとか、みんな思うことがあるのでそれを伝えてお願いしていますね。

――やはりライブが重要になってきますね

 本当に大事ですね。むしろライブのための楽曲と言って良いぐらいなので。いまはCDを手に取ってもらうのには難しい時代と言うか、そう言う意味ではライブが本当に大事なのでライブに来てもらえるようになりたいです。そのための楽曲をもっと増やしていきたいですね。

――今回の『A.Y.M.Ballads』と、6月に行われた『A.Y.M.ROCKS』の振り幅もすごいですよね

 真逆ですからね(笑)。1人であるからこそ、いろんな私を見せたいなと思って。

――現在はBalladsとROCKSというテーマを掲げたライブも展開されていますが、他にもテーマは考えられていますか

 今のところはまだないですね。ロックとバラードと、あとは普段やっているライブがあるので。

――今はその3つのスタイルがメインということですね。ジャズとかは?

 ジャズは大人ですね。今後やってみたいですね。

――アコースティックバージョンになっても「Daydreamin'」はテンポも速くて大変そうでしたね

 バンドの皆さんも最初はビックリしていて「なんじゃこりゃ」みたいな感じでしたね。あれはもう集中という感じで(笑)

――リハーサルでも大変だったんですね。リハーサルといえばMCでパーカッションの坂井"Lambsy"秀彰さんが言っていましたが、武藤さんは毎回リハーサルも全力だったみたいですね

 メンバーの皆さんがプロフェッショナルな方達なので、迷惑かけちゃいけないので必死なんですよ。なので、常に全力になってしまうんですよね。

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