米国大統領選への出馬を宣言したミュージシャンのKanye West(カニエ・ウェスト)に、オバマ大統領が“強烈”な助言を浴びせた。

 8月30日(現地時間)に行われた「MTVアワード」の壇上で、2020年の米国大統領選に出馬することを宣言し、世間を騒がせたカニエ・ウェスト。

 10月10日(同)にサンフランシスコで開かれた民主党の資金集めのイベントではパフォーマンスを披露したが、その前にはバラック・オバマ大統領が演説し、カニエに以下の通りにメッセージを送った。

 まず始めに、「強烈なキャラクターの人間と一緒にリアリティー番組に出ることだ」。これは、テラハウスのような私生活を放送する番組を指している。カニエの妻・キム・カーダシアンはこれで有名になった。

 そして2つ目は、「『美しく陰鬱なねじ曲がったファンタジー』(カニエの5thアルバムのタイトル)なんて言わないことだ。そんなものは、政治の世界では何のメッセージにもならない」。

 最後に「本気で君はシカゴ南部の人々が変な名前の黒人を合衆国の大統領に選ぶと思っているのか? だとしたら、それはクレイジーすぎるよ、ヤバいよ」。これは、新曲「All Day」のラップに言及したもの。

 アドバイスというより、皮肉めいたスピーチ。しかし、ユーモアに溢れていると、会場では拍手喝采だった様子。待望の新作タイトルを「Swish」と公表しているカニエ。様々なパフォーマンスで注目され続ける彼だが、やはりミュージシャンとしての彼の仕事に注目したいところだ。  【文・松尾模糊】

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