ある海外ミュージシャンの“奇行”がひそかに話題を集めている。話題になっているのは、米シンガーソングライターのJoshua Tillman(ジョシュア・ティルマン)が、自身のフェイスブックに投稿した内容だ。

 ジョシュア・ティルマンは、米バンド・Fleet Foxes(フリート・フォクシーズ)の元ドラマーで、現在はソロ・プロジェクト「Father John Misty(ファザー・ジョン・ミスティ)」を展開するシンガーソングライター。

 先日、同じ米シンガーソングライターのRyan Adams(ライアン・アダムス)が、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の5枚目スタジオアルバム『1989』を全曲カバーしたアルバムを9月21日にデジタル配信することを発表し、全米で話題になった。

 ジョシュア・ティルマンもその日、テイラー・スウィフトの同アルバムから「Blank Space」「Welcome to New York」の2曲のカバーを、音楽配信サイト「soundcloud」にアップした。しかし、その音源はすぐに消去された。

 ジョシュアが投稿したフェイスブックによると、2013年に亡くなったLou Reed(ルー・リード)が夢に現れて「カバー曲をネットから削除するよう言われた」と忠告されたという。このルー・リードは、オルタナティヴ・ロックを産み出した“偉人”として多くのロックミュージシャンから敬愛されている。

 そのルーが現れた状況をジョシュアは以下の内容で紹介している。

 「ぼんやりとした中で沢山の有名人の顔が見えた。その中にLou Reedが居たんだ。彼はお立ち台の上に、手錠をした赤ん坊を抱いた、手錠をしたスーパーモデルと現れた。Louは“カバー曲を消去しな。こんなことで死者を呼び出すもんじゃない、俺はお前のオモチャじゃないんだ。魂は弄ぶには高価すぎるぜ”と言った、そこで目覚めたんだ」

 偉人を呼び出してまで中止理由の正当性を訴えるのは面白いところだが、それにしてもカバー元のテイラー。飛ぶ鳥も落とす勢いはあの世でも話題になっているらしい。  【文・松尾模糊】

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