写真=剛力彩芽特別ライブ[1]

「剛力彩芽 1stアルバム「剛力彩芽」発売記念スペシャルLIVE」2015年6月27日(Sat)@Sony乃木スクエア

 4月に自身初のアルバム『剛力彩芽』をリリースした女優で歌手の剛力彩芽(22)。このアルバムは、デビュー曲「友達より大事な人」で彼女が見せた、ポップでキュートな雰囲気を継承し、明るくポジティブな空気があふれる作品に仕上がっている。この作品のリリースを記念し、去る6月27日、アルバム購入者限定のスペシャルイベント『剛力彩芽 1stアルバム「剛力彩芽」発売記念スペシャルLIVE』が都内のSony乃木スクエアで行われた。ミュージックヴォイスではその模様を以下にレポートする。  【取材・桂 伸也】

写真=剛力彩芽特別ライブ[12]

 ステージの開始前から、会場では剛力のステージへの登場を待ちわび、大きな声で彼女の名を叫ぶ声があちこちで上がり、ほのかな熱気すら感じられた。そしていよいよ会場の暗転と共に、ステージに剛力が登場すると、フロアには席が用意されていたにもかかわらず全員総立ちで彼女を迎え入れた。一曲目は3rdシングルにカップリングされた「Brand New Day」を披露。リズミカルなダンスと、彼女のとびきりの笑顔が観衆の気持ちをドンドン高めていく。

 「今日このライブは、この日しかできないことをやろうと思っています。初めてのこともやります!」と剛力は観衆に語った。その「初挑戦」の時は、いきなり現れた。それは、「Brand New Day」に続いた3曲、「キミイロ」「Shining Star」「Tic-Tac」を、彼女のトレードマークの一つともいえるダンスを行わず、歌だけを聴かせるというもの。

 合間に「緊張する」と連呼していた剛力だったが、しっかりと気持ちを込めた歌声に、観衆は気持ちをすっかり惹きつけられ、ずっとステージから目を離さず彼女の歌に聴き惚れていた様子を見せた。ストレートな恋心を表現した「キミイロ」、デビューシングルにカップリングされながら、ステージでの披露は初だったという「Shining Star」、同じくステージで初お披露目となった「Tic-Tac」と、新たな挑戦を行った彼女のステージには、観衆も大満足の様子だ。

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 アルバムで表現されているサウンドは、80年代のダンスミュージックを思わせる、ポップで色彩感あふれるもの。そのサウンドに乗せた彼女の歌声は、決して強い情感を込めたようなものではない、どちらかというとフラットな雰囲気ではあるが、それがかえって一つ一つの詞で表現された言葉の意味を、ダイレクトに聴くものに与えてくれる。この日のステージでも、そんな彼女の歌声が、キレッキレのダンスと最高の笑顔を見せることによって、フロアの観衆一人一人のポジティブな気持ちを、ドンドンと呼び覚ましていった。

 迎えた後半は、見せ場たっぷりのダンスをふんだんに取り入れたプレーで展開された。剛力らが手にしたフラッグの、ピンと伸びた様子が聴くものの気持ちをスッと奮い立たせてくれる「ワガママは大事な人」から続き、「GO!GIRLS!!GO!」へ。振り上げた腕を曲のサビに合わせて動かす、フロアとのコール&レスポンス的な動作を楽しんだこの曲では、少し上気したお顔を見せた彼女の熱気が、フロアとの一体感とも相まってその熱気は観衆のほうにもそのまま伝搬したようにも見えた。

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