写真»Chu-Zお披露目ライブ

お披露目イベントを行ったChu-ZとYOHEY(撮影・紀村了)

 PaniCrewのYOHEYがプロデュースするアイドルグループ、Chu-Z(チューズ)が11日、都内で報道陣向けに新曲のお披露目ライブを開催。つんく♂が作詞作曲した「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」(7月1日発売)を初めて歌った。つんく♂がハロー!プロジェクト以外のアイドルに楽曲提供するのは声帯摘出手術を受けてからは初めて。リーダーの麻衣愛は「この曲を届けていきたい」と語った。

 この日は、つんく♂が作詞作曲した「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」やカップリングに収録の「#PANAiii」を初めて公で披露した。ライブ終了後の囲み取材では、つんく♂に楽曲制作を依頼した経緯などが語られた。

 YOHEYは振付師としても活動、他のアイドルグループの振り付けも担当している。今作については、つんく♂の楽曲で「振り付けをしたい」との思いから、共通の知人を介して依頼。今年1月に会って話をすすめたという。つんく♂は、依頼を受けた当時は声帯摘出を公表していなかった。YOHEYも当初は知らなかったようで、直前になって聞かされ、打ち合わせはパソコンを使って意思の疎通を図ったと語った。

 つんく♂の様子については「クリエティブな人という印象が強かった。“この曲調はどうなの”、“ダンサーから見たらこれはどうなの”と音楽的な話やダンス的の話をしました。その時の話も楽曲に盛り込まれていた」と振り返った。

 メンバーも直に会って面談。これまでの歩みや想いなどをパソコン画面を通じてやり取りした。リーダーの麻衣愛は「ひとり15分程度。つんく♂さんに書いて頂くことが信じられなくて。歌詞を見た時に今のChu-Zにぴったりだった。本当に書いて頂いたんだという感動が一番だった」と語った。

 つんく♂はレコーディングにも立ち会ったようで、麻衣は「リズムの取り方から教えて下さいました」、KANA「“歌ってみてどうだった?”という感想を聞かれ、親身に私たちに接して頂いた」、LUNA「どう歌おうかなと考えていたけど、タイトルのように“生まれてきた意味を考えながら自分の思うように歌っていいよ”と言われ、楽しくレコーディングすることができました」と語った。

 楽曲のタイトルや歌詞からは、今のつんく♂の心境も浮かび上がってきそうだが、20歳を超えてからのブレイクを目指す彼女たちの姿を投影させているといい、YOHEYは「今の彼女たちにぴったりな曲。なぜ歌っているのか、私達本当に大丈夫なの、という思いが歌詞に入っていて、これで戦っていけるんだと思った」。あすか「私たちのエピソードを聞いて頂いてから書いてくださっている」。また、ミクやKANAはそれぞれの声が反映されていて気に入っている歌詞の一文を紹介した。

 彼女達は21歳から26歳で構成され、アイドルグループでは遅咲き。この楽曲でのブレイクに気合が入っている。そのためか、恋愛禁止のルールは設けていないものの「30歳までに武道館が実現するのか、後がない。夢を簡単にあきらめない、実現するためにも恋愛どころじゃない」と語った。

 また、YOHEYは見どころとして「グルーヴを感じて頂ける振り付けにした」とも述べ、麻衣は「この曲をファンに届けていきたい」と語った。  【紀村了】

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