[写真]「日々ロック」劇中サウンドに秘めた想い

「日々ロック」サウンドトラックのジャケット

 二階堂ふみ(20)がアイドルに扮した事でも話題を集めている映画『日々ロック』(11月22日公開、入江悠監督、野村周平ほか出演)だが、劇中楽曲にも話題を呼ぶ豪華な面々が参加している。主題歌を担当する爆弾ジョニーをはじめ、滝 善充(9mm Parabellum Bullet)、忘れらんねえよ、DECO*27、The SALOVERS、そして劇伴には黒猫チェルシーなど、今を時めく激アツのロックバンドたちだ。

 同映画について「稀にこんなバンドマンも本当にいたりするから、まったくロックの世界って馬鹿馬鹿しくて美しくて最高だなと改めて思いました」と語るのは、元SUPERCAR、現在は音楽プロデューサーとして幅広く活動する、いしわたり淳治(37)だ。本作でも音楽プロデューサーとして名を連ねている。

 原作『日々ロック』では、歌詞がすでに書かれているため、そのイメージを壊さないよう、入江監督と何度も話し合ったようだ。

 そして「この映画はザ・ロックンロールブラザーズというバンドの成長物語でもあるので、曲のクオリティにグラデーションをつけ、後半に向けて徐々にバンドの曲がスキルアップしていくようにも気を配りました」と多くの課題があったことを明かした。

 また「その他の楽曲についても、ザ・ロックンロールブラザーズの音楽性との対比を明確にするために、原作とは音楽性を変えて宇田川咲(二階堂演じる)はアイドル的なEDM、犬レイプ(劇中に登場するバンド)はアングラフォーク、ザ・ランゴリアーズはビジュアル系と、それぞれに色を付けています」とも述べた。

 実際に、パワフルな歌詞世界を力強く、情熱的に表現した数々の楽曲を生み出されている。そうした楽曲群のなかでも、一番気を配った楽曲についてこう語っている。

 「主人公・日々沼の作る音楽は、ポップで一度聴いたら口ずさみたくなるものでなくてはなりませんでした。なので、ミュージシャンの皆さんには何度もリライトを依頼したので、すごく大変だったと思います(笑)でも、皆さんがそれに本気で応え続けてくれたおかげで、日々沼の音楽以外にも劇中でしか聴けない、“イイ曲”がたくさんの生まれました」。

 参加アーティストが普段の音楽とは一味違った一面も見せているのもこの作品の魅力の一つ。創意工夫で奏でられる音楽が劇中を盛り上げる。なお、映画のオリジナルサウンドトラックはいしわたりプロデュースのもとに5日に発売されている。収録曲は以下の通り。

<映画「日々ロック」オリジナルサウンドトラック>
01.終わりなき午後の冒険者~日々ロックver.~/爆弾ジョニー
02.脳みそ/ザ・ロックンロールブラザーズ
03.日々ロック メインテーマ/黒猫チェルシー
04.百姓勃起/犬レイプ
05.今夜いますぐに サウンドトラックmix/ザ・ロックンロールブラザーズ
06.失恋/黒猫チェルシー
07.SUNRISE/宇田川咲
08.-Rasen-(Album ver.)/ザ・ランゴリアーズ
09.スーパースター サウンドトラックmix/ザ・ロックンロールブラザーズ
10.バンドの友情/黒猫チェルシー
11.ラブリーサマータイム/宇田川咲
12.パリの憂鬱/黒猫チェルシー
13.手紙/黒猫チェルシー ※映画未使用曲
14.浜橋のテーマ/黒猫チェルシー
15.いっぱい サウンドトラックmix/ザ・ロックンロールブラザーズ
16.脳みそ Demo ver./細身のシャイボーイ
17.グッドバイ/爆弾ジョニー
18.ベリーゲリーギャング/黒猫チェルシー
19.バンドやろうぜ/忘れらんねえよ
20.喉が嗄れるまで/The SALOVERS

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