歌手で俳優の山下智久(29)が今年6月、東京・六本木の路上で口論になった女性の携帯電話機を持ち去ったとして、今月21日、器物損壊の疑いで警視庁に書類送検された。一般紙の報道によれば、既に示談が成立しているとみられ、不起訴となる見通しだ。

 このニュースは中国本土や台湾などの中華圏でも話題を集め、各メディアは「日本の男性スターがトラブル」という内容で大きく報じている。このうち、中国の芸能情報サイト「Mtime時光網」は、「他人の物品を奪って逃げた行為は問題でありアイドルとしてのイメージに大きな傷がつくと思われる」と伝えている。

 同サイトでは、日本での報道を引用しながらこの件を報じ「イケメンの山下はジャニーズ事務所が力を入れているタレント。これまでも一部のメディアで、仲間と夜遊びを楽しむ私生活の部分が報じられていた」とも紹介した。

 この報道に中国のネットユーザーからは、「大ごとになったな」「もっと大ごとになる可能性もあった。ファンはむやみにアイドルに絡んではいけない」とアイドルへの接し方を忠告するコメントもあった。

 今回の件は、6月25日午前1時頃に六本木の路上で山下が、20代男性と口論となり、その様子を動画撮影しようとした女性の携帯電話機を持ち去り、使用不能にした疑い。電話機は破損しておらず女性に返却された。一部のメディアでは、山下は歌手仲間とともに現場にいたとも報じられている。

 中国系メディアのなかには、一緒にいたとされる歌手仲間にも触れて「彼らの名前が一般メディアには出てこない。日本の事情は分からないが、イケメンならファンは許すのか」と皮肉を込めて伝えている。

 一方、今回の件に対する日本におけるネットユーザーの反応は「法の上では書類送検されても仕方がない。ただ問題は口論の内容」「勝手に動画を撮影するのは悪い」「結果だけ見ると山P悪いかと思った。けど有名人だからといって写真や動画を撮られたら確かに取り上げたくなる気持ちも分からないでもない」と動画撮影の行為を問題視する声が寄せられている。

 ジャニーズのタレントは中華圏でも人気があり、とりわけ山下については注目されているアイドルの一人。それだけに今回のトラブルは日本のみならず、中華圏でも話題を集めるかたちとなった。  【鈴木京子】

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