フジファブリック、対バンツアーファイナルはアジカンと<1>

アジカンと対バンツアーを行ったフジファブリック。山内は「アジカン凄いぜ!」と絶賛(撮影・渡邉一生)

<ライブレポート>
 フジファブリックが親交の深いアーティストと繰り広げてきた対バンツアー『フジフレンドパーク2014』のファイナル公演が5日、Zepp Nambaで行われた。レキシ、秦基博、Salyuと共演してきた彼らが最後に選んだ相手はASIAN KUNG-FU GENERATION。それぞれ9曲を披露し会場に集まったファンを熱狂させた。

 フジファブリックとASIAN KUNG-FU GENERATIONは、メジャーデビュー時期が近いほか、金澤ダイスケ(Key)がASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブにサポートで入ったり、雑誌『SODA』で金澤と伊地知潔(Dr)が連載コーナー『キヨシ&ダイスケ Session in the Kitchen』を持っていたりと、かねてからつながりが深い。

 ■アジカン「嬉しい」

アジカンがフジファブリックと対バンツアーで共演<1>

フジファブリックの対バンツアーファイナルに出演したアジカン(撮影・渡邉一生)

 期待に胸を膨らませた大勢のファンの前に、最初に登場したのはASIAN KUNG-FU GENERATION。『サイレン』『センスレス』『Re:Re:』と続けて演奏し、徐々に会場の熱を高めていく。ギター&ボーカルの後藤正文が「今日は、フジファブリックとやれて、とてもとても嬉しいです!久々にダイちゃんにも会えたし」と話しながら、伊地知と金澤の料理連載をモテ連載と言い、「納得いってない」「俺もモテたい」と、自虐的ネタも入れて会場を笑わせた。

 6月25日にリリースされたコンピレーションアルバム『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2014』に収録された新曲『スタンダード』が演奏されると会場がいっせいに沸き、続く『振動覚』『リライト』で盛り上がりは最高潮に。

 『君の街まで』の曲中に、フジファブリックの金澤ダイスケが登場。「あと数曲ダイちゃんと演奏したいと思います。みなさん最後まで楽しんで帰ってください!」と言うと、『君という花』『今を生きて』を5人の息の合った演奏で盛り上げた。

 ■フジファブリック「アジカン凄いぜ!」

フジファブリック、対バンツアーファイナルはアジカンと<2>

アジカンと対バンツアーを行ったフジファブリック(撮影・渡邉一生)

 続いてフジファブリックが登場し、リズミカルなキーボードから始まる『LIFE』でスタート。ボーカル山内総一郎が「ASIAN KUNG-FU GENERATION凄いぜー!フジフレンドパーク最終日、開演しました!」と高らかに宣言すると『ダンス2000』『バタアシParty Night』『Surrender』とアップナンバーをたたみかける。

 まだ正式タイトルの決まっていない新曲と、今月7月30日にリリースするシングルでTVアニメ『アオハライド』のエンディングテーマとなっている『ブルー』を大阪で初披露した。

 後半戦では、山内が「ASIAN KUNG-FU GENERATIONという事で僕ら気合いが入ってます。ぶっ飛ばして行こうと思います!」と言うと、言葉通り『徒然モノクローム』『STAR』『夜明けのBEAT』と本編最後までアップナンバーで駆け抜けた。

 ■アジカン後藤も飛び入り

 アンコールでは、フジファブリックのメンバーが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤を呼び込み、後藤が大好きだという「銀河」を共に演奏。

 ここで山内から「アルバムを作りました!手前味噌ですけど、超名盤が出来たと思ってます!」と9月3日に発売となるニューアルバム『LIFE』の発表が行われると、客席からは大きな歓声が沸き起こった。

 ライブの最後には、「虹」を会場の全員で歌い、フジファブリックのフジフレンドパークは閉館となった。

アジカンがフジファブリックと対バンツアーで共演<2>

フジファブリックの対バンツアーファイナルに出演したアジカン(撮影・渡邉一生)

 フジファブリックは、今年4月にデビュー10周年を迎えており、この大きな節目を記念し、11月28日に初の日本武道館単独公演『フジファブリック10th anniversary LIVE at 武道館 2014』を開催する。日本武道館公演の前には、10月から全国13カ所に及ぶツアー『フジファブリック LIVE TOUR 2014 “LIFE”』も決定している。

 シングル、アルバム、全国ツアー、そして日本武道館公演と、今後の活動に期待は高まるばかり。すでにシングルとして同名の作品がリリースとなっているが、7月30日発売のシングル『ブルー/WIRED』という作品を経て、1年半ぶりのアルバムとして「LIFE」と名付けられる新たな作品がどのようなものになるかは、今後の続報が待たれる。

【セットリスト】
<ASIAN KUNG-FU GENERATION>
1.サイレン
2.センスレス
3.Re:Re:
4.スタンダード
5.振動覚
6.リライト
7.君の街まで
8.君という花
9.今を生きて

<フジファブリック>
1.LIFE
2.ダンス2000
3.バタアシParty Night
4.Surrender
5.タイトル未定
6.ブルー (7.30 Release Single『ブルー/WIRED』より)
7.徒然モノクローム 
8.STAR
9.夜明けのBEAT
En1:銀河
En2:虹

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