牧野由依、品川ライブでアニメ主題歌を初披露

東京・品川でライブを行った牧野由依。移籍第1弾シングル曲を初披露した

 声優で歌手の牧野由依(28)が先月31日に東京・品川にあるキリスト品川教会グローリア・チャペルで行ったワンマンライブで、レコード会社移籍第1弾シングルを発売することを発表した。その表題曲はアニメ『フランチェスカ』主題歌にも起用されることが決まった。

 3歳から子役として芸能活動を開始、25年のキャリアを持つ声優アーティストの牧野由依。4歳からピアノを始め、8歳から17歳にかけて岩井俊二監督作品映画『LOVE LETTER』や『リリイ・シュシュのすべて』、『花とアリス』の劇伴音楽のメインピアニストとして参加。

 また、2005年にはCLAMP原作の大人気アニメ『ツバサ・クロニクル』のヒロイン・サクラ役で声優デビュー、同年に劇場版『ツバサ・クロニクル』の主題歌『アムリタ』で歌手デビューを果たすなど、声優・歌手・ピアニストとしてマルチな才能を発揮し活動している。

 現在、声優としてNHK総合『団地ともお』(木下君子役)、テレビ東京『ロボカーポリー』(クリニー役)、TOKYO MX『棺姫のチャイカ』(レイラ役)等に出演中。また、『棺姫のチャイカ』では、エンディング曲「快楽原理」をスペシャルユニット“coffin princess”のメンバーとして参加している。

 そんな牧野が、昨年1月19日に行われた自身のバースディライブ以来のワンマンライブを敢行、チケットは発売と同時に即日完売。ファンにとって待ちに待った1日となった。

 開演数時間前から会場周辺にファンが集まりだし、午後5時に開演。教会にちなんで、白いベールを身にまとい、バージンロードを歩いているかのように一歩ずつ、客席後方より、自身作曲の『hologram』を歌いながらの登場。荘厳な雰囲気の中、ライブスタート。

 続けて代表曲『ウンディーネ』『ユーフォリア』など、しっとりと歌いあげた後、牧野のコンサート恒例の“クラシックコーナー”。歌劇や『リベルタンゴ』を牧野の迫力のあるピアノとサポートのバイオリンで演奏、本格的なパフォーマンスがあっての中盤のMCで突然「言わなきゃいけない事があるんです」。

 すでに発表されているがUHB北海道文化放送で、7月より放送されるアニメ『フランチェスカ』の主役“フランチェスカ”の声の担当に加えて、新曲“囁きはCrescendo”がその主題歌に決定している。ここまではファンも既存の事実。

 今回のワンマンのサブタイトル『“Re: あのぉ~、新曲はいつですか?”』、ファンの待ちに待ったその声に応えるべく、その“囁きはCrescendo”の発売日が決定したことを報告した。

 レコード会社をテイチクエンタテインメント・インペリアルレコードに移籍し、8月20日に約3年ぶりとなるシングルCDとして『囁きは“Crescendo”』を発売する。

 コンサートでの初披露にさらに会場は沸き立った。さらに間髪いれず、CMソングにも起用された『お願いジュンブライト』、そして敬愛するEPOの『う、ふ、ふ、ふ、』をカバー、まさにマルチな才能を披露する多種多才なライブをこれでもかと披露した。そして、感謝の気持ちを伝え、デビュー曲『アムリタ』で本編を締めくくった。

 鳴り止まないアンコールの中、再び、登場。ニューシングルとなる『囁きは“Crescendo”』のカップリング曲の『ハチガツノソラ』(作詞=牧野由依)と『今日も一日大好きでした。』(オリジナル:pal@pop feat. 初音ミク)で、約2時間半のライブは終了。

 アンコールも含め、全18曲を熱唱。集まったファン約500人は終始、牧野ワールドに吸い込まれたようだった。

 ライブを終えた牧野は「久し振りのコンサートだったので不安もありましたが、こんなに多くのお客さんが迎えられて、感動して、ウルっとなりました。最近、涙線が弱くなりましたね(笑)。本当にやさしく、あたたかく見守ってもらえて、それがすごく嬉しくて、何より楽しくて。感謝しています」とコメントした。来年は歌手デビュー10周年を迎える。

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