悪党たちの物語は実は深イイ話?スーサイド・スクワッドに隠された熱いドラマとは
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を世界的大ヒット作に仕立て上げ、『アベンジャーズ』シリーズの製作総指揮も務めるジェームズ・ガン監督が贈る映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』が8月13日、公開される。
スーサイド・スクワッドは、クセが強すぎる悪党14人によって結成された最強チーム。悪党しかいないスーサイド・スクワッドの活躍を描くのは、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手かけたジェームズ・ガン。
本作につて、映画『アクアマン』(18)や『シャザム!』(19)などの話題作を担当してきた本作のプロデューサー ピーター・サフランは、「本作でジェームズ・ガン監督は、馴染みのないキャラクターにバックストーリーを与えるだけではなく、物語が進むにつれてキャラクターの成長も描いています。彼が今まで手掛けた映画では、常にキャラクターのドラマとユーモアが詰まっています」とジェームズ・ガンの作風を語りながら、「本作に登場するスクワッドは、アウトサイダーの集まりですが、彼らはデスミッションを遂行していく中で、同じ目標を持ち、少しずつ変化をしてゆきます」とし、物語が進むにつれて、悪党たちに変化とドラマが生まれることを明かした。
一見マイナーなキャラクターにも深みとドラマを与え、アクション映画と思いきや、意外な胸アツストーリーが展開されるのがジェームズ・ガン作品の魅力の一つだ。
例えば、彼が大ヒットに導いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ。トレジャーハンターや暗殺者、アライグマに喋る木など宇宙のはみだし者たちで構成されたガーディアンズは、共通のお宝を追う中で、次第に絆が生まれ、結果的に宇宙を救うことになる。
宇宙を救う気などさらさらなかったアウトローたちが、結果的にだがヒーロー以上の活躍をみせる展開には、思わず胸が熱くなる。ガーディアンズと同じく、アウトローたちの活躍を描く本作について、映画『スーサイド・スクワッド』(16)、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(20)に続き、再びハーレイ・クインを演じるマーゴット・ロビーは、「この作品は、ジェームズ監督ならではのトーンが反映されています。アクションはもちろんたくさんありますが、ユーモア、そして、ハートフルな熱いドラマもあります」と、本作もジェームズ作品の伝統を引き継いでいることを告白した。
史上最もヒーローらしくないヒーローチームの活躍を、ゴキゲンなヒット曲ナンバーと共に描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を大ヒットに導いたジェームズ・ガン。その飽くなきキャラクター愛と、セオリーを打ち崩す反骨スピリットが映画ファンからの絶賛を集め、いま世界で最も注目を集めている監督の一人だ。
大の日本のサブカルチャーフリークでもある彼が、予測不能な“極”悪党たちと巨大な敵との戦いを如何に魅力たっぷりに描くのか?
