北村匠海、中断&延期乗り越え主演作封切り「踏み出す勇気になったら」
『東京リベンジャーズ』公開記念舞台挨拶
北村匠海、山田裕貴、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太郎、吉沢亮が10日、都内で行われた『東京リベンジャーズ』(英勉監督)公開記念舞台挨拶に登壇した。
累計発行部数1000万部を超える和久井健さん人気コミックス『東京卍リベンジャーズ』の実写映画。10年後の未来で起こる最悪の事態を免れるため、過去に戻りリベンジに奮闘する主人公タケミチの姿と、その仲間たちの絆を描く。
主演を務める北村匠海は負け犬フリーター・タケミチを演じる。昨年初めにクランクイン。しかしコロナ禍で撮影が中断。クランクアップしたのは今年初めだった。こうして公開を迎え「嬉しい」と口を揃える。
北村が思い出深いと語ったのは、タケミチ(北村匠海)やアッくん(磯村勇斗)ら同級生5人組による“溝校五人衆”との時間。現場に入る前に溝校のメンバーと顔合わせしたと振り返り「当時は(コロナ禍になる前で)自粛もなかったので本読みの後に昼から(酒を)飲みに行って。家にも皆を招待して。だから芝居上で構築されるものではなく、プライベートからなので、溝校のシーンは自分の学生時代を思い出しつつ、好きでした。最後に溝校のメンバーが駆け寄ってくるシーンはグッときてやばかった」
これに磯村は「匠海の家で夜な夜なゲームして。すごくオシャレな部屋で可愛い雑貨やレコードもあって」と明かすと、「細かいことはいいのよ」と照れる北村だった。
その後もそれぞれが思い出深いシーンを語っていった。
最後に北村は「僕らはファンタジーの世界に生きていないのでタイムリープは出来ないけど、タケミチが過去を変えて未来を変える勇気を一歩踏み出したように、今悶々としている世の中で、この作品が勇気のひとつになれたら。熱量をかけて何かをかけて詰めたので、みなさんの心に届いたら嬉しい」とメッセージを送った。








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