妻夫木聡「アジアが一つに、映画の中で表現できれば」
『唐人街探偵 東京MISSION』メイキング映像
妻夫木聡、長澤まさみらが参加する中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』(監督・脚本=チェン・スーチェン、原題=唐人街探案3、日本公開7月9日)のメイキング映像が解禁となった。
東京を舞台に、日本、中国、タイの探偵たちが難事件に挑む本作。日本に集結した4人の探偵がそれぞれの個性と推理を発揮して異なる方向から真相に迫っていく。主演の一人であるリウ・ハオランが「共演者が豪華でプレッシャーを感じた」と語るほど、アジアの豪華キャストが勢ぞろいとなった。
事件解決のために日本に呼び寄せられた中国の探偵コンビ、タン・レン(ワン・バオチャン)とチン・フォン(リウ・ハオラン)、日本の探偵・野田昊(妻夫木聡)、タイの探偵で元刑事のジャック・ジャー(トニー・ジャー)といった4人の探偵に加え、重要参考人として事件の鍵を握るヤクザの組長・渡辺勝(三浦友和)、殺害されたマフィアの会長の秘書を務める小林杏奈(長澤まさみ)、さらに事件解決率100%を誇るエリート警視正・田中直己(浅野忠信)が登場する。さらに謎の指名手配犯・村田昭(染谷将太)、美人双子姉妹・川村晴子(姉)と芳子(妹)(鈴木保奈美)ら、事件を取り巻く個性的なキャラクター達を、超豪華日本人キャストが熱演する。
今回解禁になったメイキング映像でもキャストの豪華さに加えて、そのスケールの大きさがうかがえる。
撮影は横浜中華街だけではなく、新宿・歌舞伎町や秋葉原、浜離宮恩賜公園、東京タワー、虎ノ門など人気の名所で行われた。
さらに名古屋や宇都宮、神戸や群馬といった全国各地で行われ、足利市には渋谷スクランブル交差点を再現したセットも登場するなど、日本の撮影ではなかなか見られない大規模なロケが実施された。
また、地下鉄車中での激しいアクションや、アーケード型商店街でのワイヤーアクションなど、中国から最新の撮影機材も持ち込まれ、規格外の撮影が行われた。妻夫木が「事件を解決しよう!」と言いながら扇子を飛ばしてしまい苦笑する貴重なNGシーンも盛り込まれている。
さらに映像には、豪華キャスト陣のコメントも登場。「日本と中国だけじゃなくてアジアが一つになるっていう、そういうものを映画の中で表現できたら」と妻夫木が語るように、撮影を重ねるうちに少しずつ一体感が生まれた。
三浦も「言葉は少しずつ違うんだけれども一緒に物を作れるって言うのはとても感動しました」と明かし、浅野も「アジアみんなが一緒になって楽しめる映画だなと思っています」と本作への期待を寄せる。



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