見つめ合う佐藤健と有村架純

 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』グランドフィナーレイベントが4日、都内で2部構成で開催され、佐藤健、武井咲、江口洋介ら主要キャストが登壇した。

 【写真】先日行われたイベントでは、有村の手を握り、エスコートした佐藤

 『るろうに剣心 最終章 The Final』大ヒット舞台挨拶として行われた第1部の後には、第2部として、この日が公開初日となった『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の初日舞台挨拶が開催され、佐藤健、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口洋介、大友啓史監督が出席した。

 第1部ではスーツ姿だった佐藤は、有村に寄せてか和服姿で登壇。佐藤は、有村に顔を向けると、しばらく見つめ合ってから照れ笑いを浮かべた。

 1作目の前の物語、幕末が描かれる『The Beginning』では、剣心の頬に刻まれた“十字傷”の謎が明かされる。有村はかつて剣心の妻であった雪代巴を演じる。

 究極のラブストーリーともうたわれているが、剣心を演じた佐藤は「それまで剣心は人間ではなかった。心を持っていなくて、人を殺ることに突き進んでいた。そんな剣心が巴と出会って人間になっていく。そういうところが美しく悲しく映ればいいと思っていました」と振り返った。

 一方の有村は、衣装合わせや監督の話、原作の情報などをもとに準備し、撮影に臨んだが「一番は佐藤さん演じる剣心がそばにいたこと」が役作りとしては「十分」だったようで「それを自分のなかで積みかせていきました」と明かした。

 そんな有村に佐藤は「ねえ」と声をかけ「儚くとも温かい日々でした。地味な生活を送っていたけど、野菜を育てて、その生活がいかに幸せかを教えてくれました」と振り返った。

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