柴咲コウ

 女優の柴咲コウが22日放送のTBS系『人生最高レストラン』に出演。芸能界入りしたきっかけや、14歳当時にナンパされた逸話を明かした。

 【写真】少女時代の柴咲コウの写真

 この日の放送にゲスト出演した柴咲。MCの加藤浩次から芸能界入りの経緯について尋ねられた。

 柴崎は“スカウト”がきっかけだったと言い、「14歳の時に、池袋のほうと、原宿のほうと、恵比寿のほうで3カ所、同じ事務所に声をかけられた」とそれぞれ同じ事務所の別の人から誘われたという。

 この独特の逸話に「やっぱ違うんだな」と驚きと納得の声を挙げた加藤。続けて「どんな子供だったんですか?」と切り込むと、柴咲は「ものすごく老け顔だったんですよ」と自らの子供時代に言及。

 その“老け顔”だったというエピソードを紹介する柴咲は「14歳なんだけど、その時に男性にナンパされたことがあるんですけど」とし、そのナンパしてきた男性に興味を覚えたことを聞いてみたという。

 それは「何歳ぐらいに見えますか?」との質問。「けっこう大人の方だったので、私が何歳ぐらいだと思って声をかけてくれたんですか?」と聞いた柴咲。これに男性からは「28歳くらいですか?」との回答があったようで、14歳当時で28歳に見えたというエピソードには加藤ら共演者は驚きの声を挙げた。

 また、事務所からの誘いに対し、柴咲は2年ほど悩んだという。そして、「16歳になってから、ちょっとやりたい」との願望も芽生えてきたようだったが、父親からは「売られるぞ!」と大反対も受けていたようで、柴咲は懐かしそうに振り返っていた。

 柴咲は16歳で芸能界入りし、2年後に映画『バトルロワイアル』(2000年)に出演し、女優として一躍脚光を浴びた。

 当時を思い返した柴咲。撮影当時は18歳だったといい、「かなりセンセーショナルな現場で、70(歳)くらいのおじいちゃんが監督で、15~6歳がメインの生徒役の人たちを演出するっていう」とメガホンを執った深作欣二監督の思い出に言及。

 柴咲は「パッションですね。椅子投げたりとか。『もっと出せ』みたいな感じで」と深作監督の強烈な個性を目の当たりにした様子だ。

 若い出演者はそのパッションの出し方もわからなければ、少し気取っている面もあった。ただ、「演技っていうのはそれではダメなんだよ。中の熱いもの、燃えたぎるものを出していかないと」との意図があったようで、若い出演者を焚きつけるように指導していたようだ。

 それを体感する中で、柴咲は「出していいんだ」との感情も芽生えたようで、女優として大きな経験になったことを語っていた。

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