吉永小百合、広瀬すずの手書きサプライズに喜び
『いのちの停車場』特別映像
吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』が21日に公開されることを記念して、吉永のクランクアップを、広瀬すずが祝福する特別映像が公開された。
【動画】吉永小百合のクランクアップを祝福するマスク姿の広瀬すず
映画出演122本目の本作で、初の医師役に挑戦した吉永。これまでの出演作とはまた
違った多くの困難があったが、無事に本作の舞台・金沢の地でクランクアップを迎えた、まさにその時のメイキング映像だ。
前日にクランクアップを迎えていた広瀬が、「吉永さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした!!成島組」と、手書きの文字が書かれたシャツを着用してサプライズで登場した。
広瀬の登場に喜びながら、クランクアップを迎えた吉永は感無量といった様子で、「クランクインできるかどうかというような困難な中でクランクインして、スタッフの皆さんも本当にご苦労なさって、いろんなことに耐えて、我慢して、今日の日を迎えられたということで、大変感謝しています」と述べた。
更に、「皆さんとご一緒して、もっと力をつけてちゃんと芝居ができるようにしたいと思っています」と、長年第一線で活躍を続ける俳優でありながら、本作で初の医師役に挑戦したように、さらに成長しようとする吉永らしい言葉を続けた。
映像の最後には、広瀬、成島監督、ほかスタッフたちが手を伸ばして作った”人のアーチ”の中をくぐり抜け、声にならない喜びを噛み締めながら、広瀬とぎゅっとハグを交わす可愛らしい吉永の姿が捉えられている。
本編では、広瀬演じる麻世は、吉永演じる咲和子に対して本当の家族のように信頼を寄せているが、広瀬と吉永も自身も、まるで本当の家族のように喜び合う姿に思わず癒され、まさに本作のテーマの一つである”人とのつながり”を強く感じさせるような温かさが伝わるクランクアップ映像となっている。
本作は、「在宅医療」に携わる医者・患者そしてのその家族たちを通して、“いのち”、“愛”、そして“いまを生きていく”、家族たちの願いを丁寧に描き出す。
吉永は、長年、東京の救命救急の現場で働いていたが、とある事件をきっかけに、在宅医療専門医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始めることとなった白石咲和子を演じる。「まほろば診療所」の看護師の星野麻世を務めている。
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