シリーズ完結作『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。「るろうに剣心」始まりの物語にして、「るろうに剣心」10年の集大成となる完結作の公開を記念してオンラインイベント「『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベント」が5月17日開催され、本予告映像が初公開された。主題歌は、すべての『るろうに剣心』シリーズの主題歌を手掛けてきたONE OK ROCKによる書き下ろしの新曲。伝説のフィナーレに相応しく、時代と運命に翻弄される剣心と巴のエモーショナルなドラマを彩る壮大な楽曲となっている。

 主題歌を手掛けたONE OK ROCKボーカルのTakaは、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』について、「僕は圧倒的に『The Beginning』が一番好きです。この大好きな映画に自分たちが作った曲のタイトルを入れていただけたということにも、監督の愛をすごく感じました。」とシリーズ最高傑作に相応しい絶賛コメントを寄せ、本作の主題歌に対しては「緋村剣心は健にしかできなかったって、『The Beginning』を観るたびに思うんです。だから僕らはそこに寄り添って、彼の心情を掬ってあげるような気持ちで、最後に曲を届けられればいいなっていうのをイメージして今回の楽曲を作りました。」と、緋村剣心を演じ続けた主演の佐藤に対してリスペクトを込めて楽曲を制作したことを明かした。さらに「『るろうに剣心』は共に歩んできた同志です。これは健に対しても、剣心に対してもそうですし、そこはふたつでワンセットなんです。本当に……ありがとう、っていう感じです。」と『るろうに剣心』との10年間の歩みに最大限の感謝を込めた。

 主演の佐藤健が『るろうに剣心』1作目から“絶対に描きたかったエピソード”と語り、大友監督率いるスタッフ陣が10年に渡る並々ならぬ想いで作り上げたシリーズ最高傑作。幕末の志士・桂小五郎(高橋一生)、高杉晋作(安藤政信)も登場し、「るろうに剣心」シリーズの代名詞となっているアクションは、本作でも健在。剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や、沖田総司(村上虹郎)ら幕末の浪士との真剣での殺陣は、ひとたび剣が身体に触れれば命が奪われる、これまでの『るろうに剣心』シリーズの逆刃刀でのアクションとは全く異なる仕上がりに。そして、極限の状況で描かれる、人斬りを変えた運命の出会い――剣心と巴(有村架純)の観る者の胸を打つ濃密な人間ドラマが、壮大なグランドフィナーレを彩る。遂に明かされる十字傷に秘められた真実、そして、剣心が<不殺の誓い>を立てた理由。本作のキャッチコピー「これで終わる。ここから始まる。」の通り、シリーズ最後にして、『るろうに剣心』の原点が、いま明らかになる。

ONE OK ROCK Takaコメント全文

 僕は圧倒的に『The Beginning』が一番好きです。この大好きな映画に自分たちが作った曲のタイトルを入れていただけたということにも、監督の愛をすごく感じました。緋村剣心は健にしかできなかったって、『The Beginning』を観るたびに思うんです。だから僕らはそこに寄り添って、彼の心情を掬ってあげるような気持ちで、最後に曲を届けられればいいなっていうのをイメージして、今回の楽曲を作りました。『るろうに剣心』は共に歩んできた同志です。これは健に対しても、剣心に対してもそうですし、そこはふたつでワンセットなんですけど。本当に……ありがとう、っていう感じです。

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