INTERVIEW

森 咲智美

成功の秘訣は「緩急」
フォロワー400万人突破


記者:原哲

写真:原 哲

掲載:21年04月02日

読了時間:約5分

 グラビアアイドル・森咲智美のInstagramフォロワー数が400万人を突破。記者会見で喜びを語った。「日本一エロいグラビアアイドル」として活躍中の森咲。2月18日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ)への出演や、3月17日発売の「S Cawaii!」(主婦の友インフォス)で女性誌デビューを果たすなど、活躍の幅をさらに広げている。【取材・撮影=原哲】

森咲智美

――Instagramフォロワー数400万人突破の心境を。

 Instagramを始めたのは6年くらい前で、その頃はご当地アイドルをしていて、フォロワー数は微々たるものでした。グラビアをやり始めて、ちょっとでも私のことを知っていただけるツールの一つになるように、Instagramをしっかりやっていこうと思って、ガッツリと更新するようになりました。

 なかなかフォロワー数は増えなかったんすが、ある日キャミソールで胸の谷間が見えるような、ちょっとセクシーな写真を載せたところ、いつもより「いいね!」の数が多かったんです。私に求められているのはセクシーなのかなと気付いて一転、セクシーな方向で投稿して、フォロワー数もどんどん増えていきました。

 そこから5年くらい経つんですが、頑張って毎日投稿して、現在は400万人のフォロワー様に至るという感じです。

 でも、ただセクシーな写真を投稿していても、たぶん(ここまで)増えなかったと思うんです。私の場合は写真に特化していて、一枚の写真にすごくインパクトのあるものを使って、なおかつ自分で編集して、万人受けするような、そしてインパクトのあるものにして、衣装のプロデュースも自分でやるなどこだわり、新しいエロをいつも発信しております。

 ただ、400万人という数字に実感はあまりないんです。実際に400万人に方にお会いできているわけではないので。でも、コメントとかいただいて、そういうものが自分の自信になるし、頑張ろうっていう糧にもなっているので、ありがたいですね。

――200万人から300万人に比べ、300万人から400万人への増え方が早かったですね。

 めっちゃ早かったです。比例しているなと思いましたね。フォロワー数が増えるたびに、見てくれている層も広くなっていきました。ただ、大きくになるにつれて、いろんな人が見てくれているからそれなりのものを出さなきゃというプレッシャーはあるので、毎日ネタ集めに奮闘中です。

 今後も「今年中に500万人いけるといいな」という目標で、日々新しいエロを発掘していけたらなと思っています。こんなご時世なので、私のInstagramを見て元気になってもらえたらうれしいので、興味のある方はぜひ見てください。

――フォロワーの中では女性も増えているんですか?

 前は4%くらいだったのが、今は5%なりつつあります。400万人の5%ですから約20万人が女性ってことですよね。大きな数字だと思うので、そういう女性の方に向けての写真とかも今後は展開していけたらなって。もうちょっと進化したいなと思っているので。

――先日、女性誌デビューを果たしたのもInstagramの影響があったのでしょうか?

 私のあざといリモートのテクニックをファッション誌で紹介させていただいたんですが、やっぱりInstagramのフォロワー数を見てオファーをくださったり、私の“映え”技術を求めて取材してくださったと思うので、(Instagramからお仕事に)つながったなと思いました。

 Instagramがきっかけで、これまで出られなかったようなファッション誌やバラエティー番組、先日の「ダウンタウンDX」に呼んでいただけたりとか、本当に自己プロデュースで自己発信ができる、Instagramをきっかけに仕事につながったりもするので、Instagramにはすごく夢があるなって思います。

森咲智美

――ここまで反響のある理由は何だと思いますか?

 フォロワー数が100万人くらいになった時に、もうひと押し欲しいと思って考えたのが「#これがこう」です。「1枚目の写真が普段の私、2枚目がドエロな私」みたいな感じで、2枚の写真のギャップを楽しんでもらえるハッシュタグを考えました。

 それが好評で、楽しんで見てもらえているのかなって思います。緩急をつけるということをInstagramでは大事にしていて、ただドエロい写真だけを載せていてもつまらないと思うので、ドエロい日もあるけどかわいい日、ちょっとあざとい日もあって、和風な写真の後に洋風を入れたり、緩急を大事にしています。

――海外のファンも増えてきました。

 フォロワーの半分くらいは海外の方なんですけど、コメントを見ていても英語とか、よく分からない文字が…(笑)。読めないコメントもあるんですけど、海外の方にも注目していただけるような写真なんだなと思うと、すごく自信が持てますし、新型コロナが収束したら海外でお仕事を展開できるように(SNSを使って)準備しなければと思っています。オンラインで英会話の勉強を始めました。ちょっとバカで大変です(笑)。海外進出を目指して始めたのに難しいです。

――Instagramの投稿も海外の人を意識しているんですか?

 海外の人に見てもらいたいなと思って、英語でハッシュタグを付けたり、アジア系が多いので、韓国語や中国語ではやっているハッシュタグを調べながら貼ったりしています。

 海外の人にも需要があるように、写真でインパクトを出すために衣装をこだわったり。海外の人って日本の方より面白い表現をしているので、海外の方のインスタから取り入れて、まねをしたりもしています。

――グラドル界を背負っているという意識は?

 グラドルの発展というか、新しい形にもなるのかなと思っています。昔はタレントがSNSをするってあまりなかったと思うんです。マネージャーさんが投稿したりするのは聞いていたんですけど、自己プロデュースしてSNSに投稿するというのが、今の時代の戦略だと思うので。

 グラビアのやる気のある子はSNSで頑張った方がいいと思いますし、それでテレビに出たり、いろんな方に知ってもらえるきっかけになるので、頑張ってもらいたいなと思います。

 私もバラエティー番組やドラマにも呼んでいただけるようになったので、そこで結果を残して、グラビア出身の森咲がここまでできるんだっていう、グラビア全体の地位向上というか、グラビア界が盛り上がっていけばいいなと思っていて、その手助けの一つになればいいなって思っています。

森咲智美

森咲智美Instagram
https://www.instagram.com/morisakitomomi/

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原 哲

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