星野源が、6日放送の日本テレビ系『マツコ会議』に出演し、ソロ歌手としての活動を始めたキッカケについて語った。

 前回放送に続いてマツコ・デラックスとのトークをおこなった星野。この日の放送では、自身がソロ歌手としてスタートを切ることになった背景に言及した。

 星野によると、「僕に『歌を歌いなよ』って言ってくださったのが細野晴臣さん」といい、音楽プロデューサーでミュージシャンの細野から「一緒にやろうよ」と誘われたことがキッカケだったという。

 ただ、当時の星野は「歌が恥ずかしくてしょうがなかった」といい、「本当は歌いたくないって気持ちだった」との心境を抱えていたようだ。

 それでも、「ちょうど29(歳)で、僕は30(歳)になって歌わなかったら、きっと一生歌わないだろうなって思ったんですよね」という星野は決断。2010年に細野が主宰するレーベルからソロアルバム『ばかのうた』を発表した。

 その当時をあらためて振り返った星野。「勇気を出して、手を握って本当に良かったなって思う」とし、細野が差し出した手というキッカケに感謝している様子だった。

 この話にマツコは、すべての人が同じではないとしながらも共感。「差し伸べられる手っていうのは、すごい小さな事だったとしてもあるから、それはどんなことをやっていても同じ」とコメント。「人に助けられてここまで来た」などと述べると、星野も大きくうなずいていた。

 また、今後への抱負を尋ねられた星野は多忙やコロナ禍などを経て、「もっと音楽だったら音楽、役者だったら役者、1個1個大事に誠実にやっていきたい」。「去年はほぼ役者の1年だったので、ドラマいっぱい出てとか。今年は音楽を1曲1曲じっくり作っていきたい」とも語っている。

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