解禁となった新場面写真(C)2019『ばるぼら』製作委員会

 稲垣吾郎と二階堂ふみがW主演する映画『ばるぼら』(公開中、手塚眞監督)が国内動員3万人を突破した。更に、12月18日に台湾で公開されることが決定した。また、新場面写真も解禁となった。

 1970年代に連載されていた手塚治虫の“問題作”を実子である手塚眞が監督し、クリストファー・ドイルが撮影監督を務め、稲垣吾郎と二階堂ふみの主演で実写化した映画『ばるぼら』。

 R15+作品で79劇場での公開ながら観客動員は3万人を突破し、初週の国内興行ランキング11位、実写作品としては4位の好発進となった。

 また、イタリアのファンタ・フェスティバル最優秀作品賞の受賞に続き、プエルトリコのカリビアンファンタスティク国際映画祭にて監督賞を受賞したことが先日発表された。

 公式読本も重版が決定し、予告編は約2カ月で再生回数約180万を突破するなど、国内外で躍進を続ける。

 このほど12月18日から台湾での上映も決定。手塚眞監督より喜びのコメントが届いた。

解禁となった新場面写真(C)2019『ばるぼら』製作委員会

手塚眞監督:コメント

 「ばるぼら」に会いに劇場へ来てくださった多くの皆さん、ありがとうございます。何度も足をお運びいただいている方々には頭が下がります。

 観客の皆さんこそが映画のミューズとして、この作品に幸運と大きな価値をもたらしてくれています! ふたつの国際映画祭での受賞は、この11月に92歳の誕生日を迎えた父への素敵なプレゼントになりました。原作者としてもきっと心から喜んでいることでしょう。いよいよ台湾を皮切りに、海外での劇場上映が動き出しています。「ばるぼら」のパワーでコロナを吹き飛ばせるように祈りつつ、世界の女性に捧げるこの“究極の純愛ファンタジー”をさらに楽しんでいただけることを願っています。

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