オンラインミーティングを行った横浜流星と吉高由里子 (C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 (C)2020 Gaga Corporation/AMUSE Inc./Lawson Entertainment,Inc.

 吉高由里子、横浜流星が5日、映画『きみの瞳が問いかけている』オンラインミーティングを開催。ファンとの交流を行った。

 吉高、横浜がくじを引き、当たった参加者から映画の感想を聞きつつ、横浜と吉高がさらに参加者に質問を重ねていくという形で進行した。登場してすぐに「何かが起こるんじゃないかとハラハラしています!」と不敵に笑う吉高。横浜も「たくさん『きみのめ』について語りたいと思います!」と意気込んだ。

 最初のファンは映画を見て「ずっと泣いてました」と明かした。特に序盤に吉高演じる明香里が、横浜演じる塁とコンサートに行くときの様子について「美容院に行ったり、準備する姿がかわいすぎて、そこからずっと泣いてました」と語ると、吉高は「そのタイミングで…!?」と驚いた様子。

 また、海辺を2人が歩くシーンが素敵だったという感想に対し、吉高は「(横浜さんが体を)押してきて、波が来て、濡れなくていいタイミングで濡れたりしました」と予期せぬ横浜のアドリブを明かした。

 横浜は「明香里は目が不自由なので、海を感じられるようにわざとやりました」といたずらっぽく笑ったが、吉高は「私は目が見えるけど、(明香里は)目が不自由な設定でいないといけなかったので、波が来ているのがわかっていても避けられなくて、はらはらしました」と撮影時を振り返った。

 横浜は、ファンへの質問を振られると「うーん…」と真面目な表情でしばらく思案し、すかさず吉高から「真面目が出ちゃってるよ。フラットでいいんだよ!」とツッコミが飛ぶ一幕も…。横浜が「この作品を見て、最初に心の中で感じたことは?」と尋ねると、ファンからは「明香里のために体を張って試合をしている姿を見て、無償の愛って素敵だなと思いました。自分もそういうことができるようになれたらと思いました」と嬉しい感想が届くと、横浜は嬉しそうにうなずいていた。

 ファンの間では、映画を見た回数を、横浜が演じた塁にちなんで「〇塁目」と数えることが流行っている。この日の参加者の中にも既に6塁目という熱いファンも複数人おり、映画に登場する犬のスクと同じぬいぐるみを掲げるファンの姿も見られた。

 複数回見たというファンが、共通して口にしていたのが「見るたびに視点が変わって、泣くタイミングが早くなる」という感想。これには、吉高さんも横浜さんも驚いた様子だった。

 なかでも、明香里や塁の家、2人がのぼった階段、歩いた小径を実際に訪れる“聖地巡り”をしたというツワモノもおり、このファンが漏らした「見るたびに塁で(心が)いっぱいになってつらい」という感想に、吉高は「悪い男だなぁ…」と隣の横浜を見てニヤリ。横浜も「嬉しいです」と微笑んでいた。

 また、あるファンが「バスのシーンが震えました」と明かすと、吉高は「私も好きです!」と同意。また「海辺で2人が手を重ねるシーン」については横浜が「僕も一番好きなシーンです!」とうなずいた。

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