横浜流星の魅力いっぱい、吉高由里子「ぶっ倒れちゃうかも!」
『きみの瞳(め)が問いかけている』公開記念舞台挨拶
吉高由里子、横浜流星、三木孝浩監督が24日、都内で行われた映画『きみの瞳(め)が問いかけている』の公開記念舞台挨拶に登壇。この模様を、横浜の発案で全国255スクリーンに同時中継された。
映画は、不慮の事故で、視力と家族を失った女・明香里(演・吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた男・塁(演・横浜流星)によるラブストーリー。
「明るくさせるような優しさを持っている。演じていて私自身も元気になれた」と自身が演じた役柄についての印象を語った吉高だが、この日は吉高ワールド全開で場内は和み、明るくなった。
前日に公開を迎え、観客を前に立ち感極まった吉高だが、横浜の応援プラカードを持った男性を見つけ「自分で作ったの?」と問いかけ。相手がうなずくと「私も何か縫ってもらいたい」と早々に笑いを誘った。
恋愛映画は、『僕等がいた』以来8年ぶりとなった吉高。「甘酸っぱいよりも優しさに包まれるような映画。セリフの内容もキュンという感じではなくて、大人な恋愛ものになった。穏やかな気持ちで撮影が出来ていた」と振り返り、横浜に向け「塁くん優しかったよ」と投げかけ、「僕もあんな優しい人になりたい」とする横浜に「ガンバ!」と笑んだ。
一方、自身と同い年24歳の塁に、横浜は「僕よりも壮絶な過去を背負って生きている人間。バックボーンをしっかり考えていかないといけないと思った。肉体的にも精神的にも追い詰められたけど、塁を通して明香里を愛して、人を思う、愛を考えるきっかけになった。人として学ぶことが沢山あった」と振り返ると、吉高は「知らない塁の顔があった。大変だったね。皆抱きしめてくれると思うよ!」と笑み。
「キャスティングが良かった」という監督が、塁を明香里よりも年下に設定したことに触れ「守ってあげたくなるような感じにしたかった。いつもながら美少年キャラを演じることが多いと思うけど、わざと汚して、でもそっちの方が女性心には響くと思った」とすると、吉高は「絶対に和菓子は作れなさそう」と横浜が主演したドラマを引き合いにここでも笑いを取った。
その後も愛嬌のあるトークで場を和ませる吉高。互いの役柄の印象を聞かれ、塁いついて吉高は「横浜流星が詰まった色んな表情があって、もともと好きだった人はもっと好きになるから気を付けてね! ぶっ倒れちゃうかもしれない。そこは支え合っていきましょうね!」と呼びかけ。
気に入っているセリフを挙げる場面でも、ファンに向けてセリフを言うサプライズも仕掛け、盛り上げていた。そんな姿に横浜も笑顔が絶えず。吉高ワールドに会場全体がほっこりとしていた。