映画・ドラマ
吉高由里子、初対面で横浜流星の心を「こじあけた」
『きみの瞳(め)が問いかけている』リモート完成報告イベント
吉高由里子、横浜流星、三木孝浩監督が15日、都内で行われた映画『きみの瞳(め)が問いかけている』(10月15日先行上映、23日公開)リモート完成報告イベントに登壇した。
映画は、不慮の事故で、視力と家族を失った女・明香里(演・吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた男・塁(演・横浜流星)による純愛物語。
吉高と横浜は本作が初共演。吉高は、人見知りで緊張していたという横浜の心を、初対面の食事会で「こじあけた」という。横浜は「人見知りもあって心の扉を閉じていましたが、1時間で開けてくれて。現場でも場を和ませてくれて」、三木監督も「こじあけた」と振り返った。
三木監督は、『僕等がいた』以来8年ぶりのタッグを組む吉高を「戦友のような存在」と例え「長編2作目の時で監督という立場がまだしっくりきていないくて。二部作で大変な現場だった。でも彼女の人柄やスタッフを気遣う心は助けられた。短いスケジュールで現場も大変だったけど、吉高さんがいれば大丈夫と言う安心感があった」と称えた。
その吉高は視力を失った少女を演じるにあたり、視覚障がい者に聞き、普段の生活に取り入れ、家のなかでは電気を付けなかったり、白杖を持ち帰り家の周りで練習していたという。
吉高は出来上がった作品を観て「思い出を振り返られるようなミュージックビデオのような映画。色んな感情になりました。三木監督の温かさが凄く反映されている映画だと思いました」と振り返った。