7人組グループ・BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが10日、デジタル配信シングル「SUMMER HYPE」をリリースした。「SUMMER HYPE」は、BALLISTIK BOYZにこれまでになかった爽やかなサウンドで、暑い季節を彩るサマーチューンで、7人の新たな可能性と新しい一面を見せた1曲に仕上がった。インタビューではメジャーデビューから1年を経た成長や変化、「SUMMER HYPE」で感じて欲しいところや、レコーディングなど制作背景について話を聞いた。より音楽に特化していきたいと話す7人の今に迫る。【取材=村上順一】
メジャーデビューから1年、成長を感じたこととは
――5月でデビューから1年が経ちましたが、自分自身どんな成長がありましたか。
砂田将宏 デビューした時は平均年齢が10代でした。1年経ってメンバー全員が20歳を超えて、10代がいなくなったことで、責任感がより求められると感じています。それもあって、グループとしてもそうですが、一人の人間として次の階段を登っていっている感覚がこの1年間はあります。
加納嘉将 僕はデビューして1年間、いろんな曲に挑戦させていただいて、アップテンポな曲のビート感や、メロディに対してのアプローチのしかたなど、引き出しが増えたと思います。今は楽器を使って弾き語りにも挑戦しているんですけど、音楽的に成長できていることを実感できています。ちなみに(砂田)将宏も弾き語りやっているんです。
砂田将宏 僕も弾き語りをやっていて、BALLISTIK BOYZの「Crazy for your love」とか歌ったりしています。コードさえわかれば、大体弾けるようになってきました。
――聴いてみたいです! 海沼さんはこの1年、いかがでした?
海沼流星 いろんな経験をさせていただいた1年で、段々自分がやりたいことだったり、目標が定まってきた1年だったんじゃないかなと思います。僕らは世界進出という目標がある中で、いま個々の力がより問われると思っています。なので、それぞれのスキルアップというのが重要になってきたと1年経って感じています。僕はいま曲を作れる環境作りをしているんですけど、それでグループの目標に近づけられるように、自分でも何かできないかと模索しています。
――個々の成長が今後の課題でもあるんですね。続いて、深堀さんはいかがですか。
深堀未来 夢をより大きく持って活動していきたい、といま思っています。自分もこの1年間で曲を作ったりしていたので、クリエイティブなところでグループに貢献したいというのが強くなりました。BALLISTIK BOYZでデビューしてから、歌はすごく成長できたんじゃないかなと思っています。SNSでも動画を上げているんですけど、いろんな曲が歌えるようになりたい、というのがあって、歌が今まで以上に好きになりました。カバーではOfficial髭男dismさんの曲とか歌ったんですけど、インストのトラックを自分で作ったりしました。それはピアノの練習にもなりますし、スキルアップにも繋がったと思っています。
松井利樹 この1年間で一番意識してやってきたのは、みんなが言うようにスキルをあげることでした。意識してやってきたこともあってラップのスキルは成長できたと感じています。僕らのデビューアルバム『BALLISTIK BOYZ』を聴いて、今ならもっと良いラップが出来ると感じているので、それは良いことなんだろうなと思いつつも、もっと頑張らないとなと思っています。より自分のスタイルを確立させたくて、毎日自宅でのレコーディングは欠かせないんです。
――日高さんはいかがでしたか。(※高の字は正式にははしごだか)
日高竜太 この1年で感じたことは、歌と踊りだけでなく色んな要素が必要だと思いました。将来のビジョンをより明確に考えるようになった1年間でした。BALLISTIK BOYZがもっと大きなステージでライブをしていくにあたって、自分がどんな歌い手、アーティストになりたいかというのを考えたときに、もっと必要なこと、やらなければいけないことがあるなと。自分もピアノで弾き語りの練習を始めましたし、その上で楽曲制作ができるようになりたい、というのもあって、メンバーに教えてもらいながら挑戦しています。今まで以上に音楽に真剣に向き合うようになりました。自分の趣味もBALLISTIK BOYZに繋がるようにと考え始めたんですけど、趣味が趣味じゃなくなってきた感覚もあります。
――いま、どんな趣味があるんですか。
日高竜太 マンガなんですけど、詳しくなればそれがBALLISTIK BOYZの活動に繋がるかもしれませんし、トレーニングや食事をすることも自分は好きなので、そういったものも活動に繋げられないかと考えることで、チャンスにも繋がるんじゃないかなと思いました。プロとしての意識がより強くなったと自分でも感じています。
――奥田さんはこの1年間はどんな1年でしたか。
奥田力也 この1年間は良いスピード感のなか、活動できたなと思っています。今年に入ってからは家で過ごす時間も多かったので、自分も何かできないかと考えました。僕はラップをニューヨークで始めたので、そのときに感じた自由さや楽しさを、自分なりにもっともっとクリエイティブに出来たらいなと思いました。それで、レコーディング環境を整えて(深堀)未来の作ったビートや、知り合いのDJやトラックメイカーにトラックを作ってもらったりして、自分で歌詞を書いてみたりもしていました。今流行している90年代のビートにも挑戦してみたり、僕が作ったメロディを将宏に歌ってもらったり、家にいるからこそ挑戦が始められた、音楽の勉強になった2020年の上半期でした。なので、この1年間でチャレンジするということが、すごく大切なんだと改めて思いました。
――すごくクリエイティブな期間だったんですね。
奥田力也 そうなんです。挑戦してみたいことを、メンバーそれぞれがやってみて、新しい可能性に繋がるんじゃないかなと思いました。
「SUMMER HYPE」それぞれのこだわり
――さて、新曲の「SUMMER HYPE」がリリースされましたが、今作のレコーディングなどでこだわったところや注目して欲しいポイントはありますか。
砂田将宏 僕は2番のラップが終わって、Dメロで落ちるところがあるんですけど、夏の夜のエモい感じをイメージしながら、声も作ってレコーディングに臨んだので、ぜひ注目して欲しいところです。あと、嘉将が歌っている<重なり合ってく鼓動とVIBESのWAVE>が、個人的にすごく気に入っているので、聴いて欲しいポイントの一つです。
加納嘉将 曲がすごく明るくて、笑顔のイメージがあったので、レコーディングを行うにあたって相談した結果、「笑顔で歌おう」ということになりました。なので、レコーディングは終始笑顔で歌っていました。一回、フラットに歌ったのと笑顔で歌ったものと聴き比べてみたんですけど、全然聞こえ方が違うんです。僕も驚いたんですけど、歌に表情が出るというのはこういうことなのか、と発見がありました。
――面白いですね。海沼さんはいかがですか。
海沼流星 けっこうエモさもあり、ロマンチックな歌詞が入っているので、スタジオの明かりを落としてレコーディングに臨みました。自分のラップパートは語りかける感じが多かったので、いつもは立ってレコーディングしているんですけど、今回は椅子に座って、問いかけるような感じで歌ったんですけど、これは初めての経験でした。これは実際やってみて、落ち着いて歌えたので、すごく良かったです。テンションが高いパートはもちろん、気持ちを盛り上げて歌ったので、曲としての流れもうまく作れたんじゃないかなと思います。
深堀未来 歌詞の<風に揺られ踊るPALM TREESくぐれば 真っ白な砂浜のダンスフロア>を歌っているんですけど、そこは聴いている人にも想像して情景が浮かんでもらえるように、考えながら歌いました。そこはこだわったところです。あと、余談なんですけど、この曲を録り終えるまでに水を4本飲みました(笑)。割と水は飲む方なんですけど、4本はなかなかないのでレアでした。
奥田力也 僕も夏の曲ということで、意識したのは友達とドライブに行ってる風景とか、夏の情景をイメージしてレコーディングに臨みました。これまでの楽曲はメッセージ性が強いものも沢山あったんですけど、それよりも爽やかなBALLISTIK BOYZを打ち出して、新たな一面を見せることが出来たんじゃないかなと思います。
松井利樹 僕のパートは落ち着いている感じでした。みんながすごく盛り上げてくれていたので、そことの対比として僕はよりクールな感じにしたいと考えて臨みました。あと、「SUMMER HYPE」ということで、夏らしさを出したいと思っていたので、全身白い服装、白いパーカーに白いパンツ、靴も白で統一してレコーディングしたので、それも少なからずラップに影響していると思います。髪の毛も色もそうなんですけど、気分が変わるのでけっこう重要なんです。
日高竜太 フェイクのパートが今回多くて、サビやDメロにも細かく入っているのがこの曲の特徴のひとつで、これまでBALLISTIK BOYZで歌ってきた曲の中で一番キーが高いところもあるんですけど、自分のストロングポイントはハイトーンボイスだと思っているので、活かすことが出来たと思っています。隠れお気に入りポイントなので注目して欲しいです(笑)。
――日高さんはレコーディングするにあたってのこだわりは?
日高竜太 あまりしっかりした服装にしないことです。ちょっとラフと言いますか、ゆったりとした服を着ることが多いです。それは楽に声が出せるようにしたいからなんです。
――「SUMMER HYPE」はリスナーにどのように感じてもらいたいですか。
砂田将宏 こういう時期だからこそ、みんなを元気付けられる曲として、楽しんでもらえる歌にしたい、という気持ちを込めているので、この曲を聴いていただいて、皆さんにも元気を感じてもらえたら嬉しいです。
――最後に2020年残り約4カ月、ファンの皆さんにどんな姿を見せていきたいですか。
日高竜太 僕らは「音楽に特化していきたい」とミーティングでもよく話しているんですけど、この上半期でそれぞれが、音楽スキルを磨いてきています。その成果をこの先しっかりと皆さんに見せていきたいと思っています。EXILE TRIBEの中だけでいえば、全員が歌えるというのは僕らしかいないですし、アクロバットも含めそこが武器だと思っています。今いる先輩方やアーティストの皆さんとはまた違ったものを表現していきたいので、これからも応援よろしくお願いします。
(おわり)

















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