『名も無き世界のエンドロール』で映画初タッグを組む岩田剛典、新田真剣佑

 EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典が、映画化が決まった『名も無き世界のエンドロール』(2021年公開)で主演を務めることが決まった。「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫氏による同名小説(集英社文庫)が原作。大事な友のために裏社会に飛び込む“闇の交渉屋”を演じる。共演には新田真剣佑。岩田との初タッグで挑む。

 岩田剛典が演じるのは、大事な友のために裏社会に飛び込み、殺人をも厭わない“闇の交渉屋”としてのし上がっていく男・キダ。今まで見たことのないほどの“ハードボイルド”な男を体現し、俳優としての新境地を切り開く。

 新田真剣佑は、岩田演じるキダの唯一の家族ともいえる幼馴染みのマコト役。“ある事件”をきっかけに人生を狂わされるも、キダの力を借りながら会社経営者となり、表舞台でのし上がっていくストイックな男を演じる。

 お互いに親がいないキダとマコトは、少年期に出会い、支え合いながら平和に生きてきた。しかし、“ある事件”をきっかけに、2人の人生は大きく変わってしまう。自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、キダは裏の社会、そしてマコトは表の社会で、10年もの時をかけ、社会の底辺から必死でのし上がっていく物語。

 今回、初共演となる岩田と新田だが、劇中では単なる親友以上の厚い信頼と固い絆を見せ、まさに“2021年最高のバディ”と言えるほど息の合った名演を贈る。

 監督は、ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(19)、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(18)や、映画『累 ー かさね』(18)、『ういらぶ。』(18)、「脳内ポイズンベリー」(13)、「ストロベリーナイト」(13)を手がけた佐藤祐市。

 表と裏、全く異なる世界に生きることになった二人の男の壮大な物語を完膚なきまでに描き、人々の心を鷲掴みにする。

岩田剛典(主演)コメント

今回、僕が演じたキダという役は、両親がいない家庭に育ち幼少期からの数少ない友人をずっと大切にしている友達想いな人間です。大人になってからも、常に幼なじみを想い、目的のために手段を選ばない闇の交渉屋として働きますが、どこかアクセルを踏み切れずにいるもやもやとした葛藤を抱えながらも、計画遂行のために突き進んでいくような役柄でした。

初共演のまっけん(新田真剣佑)は、マコトという役柄に象徴されるような天真爛漫さが印象的でした。

新田真剣佑コメント

この物語は復讐劇であり、その復讐におけるキーとなる人物です。

僕が演じたマコトは色々なことを抱えた青年の役で、一度離れ離れになった岩田さん演じるキダとあることをきっかけに再会することから物語が始まります。

岩田さんとは初共演でしたが、以前、授賞式でお会いしており、今回ご一緒できて、とても嬉しかったです。

今回初めて劇中でマジックにも挑戦しており、現場で必死に練習した記憶があります。

名も無き世界のエンドロール、ぜひ楽しみにしていてください。

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