(c)吉田修一/幻冬舎 (c)2020 WOWOW

 藤原竜也と竹内涼真が共演するWOWWOW『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』(全6話、毎週日曜よる10時、第1話無料放送)が24日にスタートする。

 心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織エージェントの活躍を描いた吉田修一の小説「鷹野一彦シリーズ」を、ドラマから映画への連動で映像化するメガプロジェクトの連続ドラマ版。藤原竜也、竹内涼真のトップキャストを初共演で迎え、映画版とは異なる新しい物語を描く。

 監督は『MOZU』『海猿』シリーズなど、エンターテインメント超大作を次々と手掛けてきた羽住英一郎。また昨年1月のメジャーデビューから破竹の快進撃を続けるKing Gnuの新曲「泡」が、ドラマ&映画のプロジェクト共通主題歌として、本編を彩る。

 主人公の鷹野役に藤原、その新人相棒の田岡役に竹内、2人の司令塔・風間役には佐藤浩市、同僚エージェント山下役に市原隼人、NPO法人の職員・落合役に多部未華子、そして鷹野の過去に陰を落とす謎の工作員・桜井役に安藤政信、さらには吉田鋼太郎、石橋蓮司、柿澤勇人、酒向芳ほか。

 スターキャスト激突で贈るノンストップ・サスペンス。近日公開予定となっている映画版へと連なる仕掛けも随所にあり、見どころ満載だ。

物語

 ニュース配信会社を隠れみのに暗躍する諜報組織「AN通信」のエージェント鷹野(藤原竜也)と新人の田岡(竹内涼真)は、3年後に開催予定の国際都市博覧会の建設地に潜入していた。建設地選定をめぐってはさまざまな謀略が動いており、政界のフィクサー中尊寺(石橋蓮司)と秘書・永島(吉田鋼太郎)からの依頼で、その情報戦に一役買っていたのだ。しかしその現場は爆破され、2人は上司・風間(佐藤浩市)の指令で首謀者の調査を開始。同僚の山下(市原隼人)の協力で見えてきたのは、中尊寺側の思惑に介入しようとする中国企業勢力と、そこに雇われた元AN通信エージェント桜井(安藤政信)の存在だった。一方、NPO職員の落合(多部未華子)は、政界の陰謀を追って危うい接近を試み、無関係に思われた二世議員・桐野(柿澤勇人)までもが、暗躍を始める。やがて、都市博開催をはるかに超える巨大利権の存在が明らかに…。

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