LUNO「一種の路上ライブ」SNSで毎日カバー曲投稿し人気博す 新世代の音楽
INTERVIEW

LUNO「一種の路上ライブ」SNSで毎日カバー曲投稿し人気博す 新世代の音楽


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年03月06日

読了時間:約10分

一つの言葉や歌で人生がガラッと変えられる

――LUNOさんがシンガーソングライターとして持っている核の部分は何でしょうか。

 なにせライブでフロートに乗りたいという気持ちで始めたので(笑)。でも、自分で曲を作って歌うにあたって大事にしていることは、「カッコつけない、ありのままの自分で伝える」ということです。そこはブレないようにしています。

――そこが中心にある想いなのですね。さて、Twitterドラマ『みずいろの恋』の主題歌に選ばれた点についてですが、まずTwitterドラマというはまだ馴染みがあまりないという方もいると思うのですが。

 私も、そもそもTwitterドラマを知らなかったんです。Twitterは2分20秒までしか動画を上げられないので、それを1話として上げていくんです。面白いのは、観てくれた人がリツイートで拡散したぶんだけ色んな人が観られるというところなんです。映像が残るからいつでもどこでも、電車でも家でも観られるからそういうところがTwitterドラマの凄いところだと思います。

――Twitterのタイムラインに流れてくると目につきやすいですよね。Twitterドラマ『みずいろの恋』の主題歌として選ばれてどのような気持ちですか。

 主題歌をさせて頂くのは初めてなんですけど、自分でもやってきていたTwitterでのドラマなので、ある種運命なのかなというほどのご縁を感じます。新しいものをやっていくのでお話しを頂いた時は凄く楽しみだと思いました。

――主題歌「みずいろの恋」にはどのように制作されたのでしょう。

 最初に台本を一通り読ませて頂いて、山田高弘さんが作曲した曲を頂きました。そこから歌詞を乗せていったんですけど、ボートレース場が舞台というドラマの内容の爽やかなイメージが広がっていくなかで、恋の素晴らしさというか、恋愛一つで自分の心も色々動かされるというか…。

――恋愛が軸でもある?

 恋愛一つで背中も押されるし悲しいことも起こると思うし、やっぱり恋愛って行動を変えてくれたりとか凄く大きなパワーがあると思うんです。それを真っすぐな主人公の想いとして歌詞に乗せて歌いました。

――確かに恋をすると行動も変わりますよね。

 学校が嫌だと思っていても好きな人がいれば行きたくなったりするので、恋には凄い効果があると思うんです。

――ところで、LUNOさんにとってTwitterなどのSNSやYouTubeなどの発信の場をどう捉えていますか。

 一つの言葉や歌で人生がガラッと変えられるくらい影響があるものなので、一人で発信して大きな力に変えられることもあるし…。

――一つの発信がバズった時の影響は大きいですよね。

 それがきっかけで繋がることもたくさんあると思います。

――SNS以外でのコミュニケーションが苦手というわけではなく、リアルでの繋がりもあった上で反応が大きかったのはSNSのほう?

 反響が大きかったのはSNSのほうです。そのなかでもライブ活動で直接会いに行くこともしていました。

――カバーをしたアーティストとSNSで直接メッセージやリツイートされたということもあったのでしょうか。

 ありました!

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