B’z稲葉浩志、ソロライブの木村拓哉に「初々しさ」自身に重ね胸の内に迫る
B’zの稲葉浩志が2月29日放送のNHK『SONGS 木村拓哉』に出演。プライベートでも親交のある木村と対談をおこない、ソロライブを実施するなど新たなスタートを切った木村の印象を語った。
この日の放送では、今年1月に最新アルバムを発表し、2月にはおよそ5年ぶりとなるコンサートもおこなった木村を特集。稲葉とのテレビ初対談が実現した。
2人が出会ったきっかけについて、稲葉が「ある海で」と切り出すと木村も笑顔。「『まあ会わないでしょ』っていうところ」と具体的な場所こそ明かさなかったものの、思いがけない場所での出会いだったようだ。
稲葉は「男と女だったら、たぶん、そこから交際が始まるんじゃないか」と話すと、木村も「そうですね、どっちかが女だったら、付き合ってますね」と納得した。
「INABA/SALAS」としての活動もおこなっている稲葉だが、自身のソロ活動の当初と「もしかしたら似てる精神状態かもしれない」とし、木村のソロ歌手としての活動と通じる部分があると推察する。
その上で「しかも、B’zの曲を1曲もやらなかったので、拠り所が本当になくて、お客さん見てて楽しいのか楽しくないのか自分がわからないっていうくらい不安なところはありましたね」と、当時の自身が抱えていた葛藤を口にした。
稲葉は「一人で歌ってるからよく感じるんです。すごくこう、さらけ出されたっていうか自分をさらけ出さなきゃいけないみたいな。裸で立ちました、そんな感じないですか?」と尋ね、木村は大きく「あります」とうなずき、「ポーズとっててもしょうがないみたいな」と感覚がシンクロしているようだった。
木村の5年ぶりとなるライブを鑑賞に訪れたという稲葉。「SMAPでやってた時と全然、スタイルが違うので、普通にただソロでゼロから始めるのとは違うプレッシャーとか、やりにくさとか、縛られるものとか、わからないけど普通よりもしかしたら多いのかな」と木村の胸の内に迫っていく。
その上で、稲葉は「そういうものをしょってることも見てる人も知ってるし、ストーリーをみんな見てるわけですよね、木村拓哉の。で、どんなものが出てくるかなって」と木村が抱えているものの大きさを口にした。
続けて「プレッシャー大変ですけどそこでスタートし始めて、その中で生の声で一曲一曲歌って、汗かいて、やっぱり初々しさもあって。このキャリアの中で初々しさをもてるというのもラッキーなことだと思いますけどね」と、木村の新たな取り組みを見つめる。
そして、「だからスタートとしてはすごくこう…スタートって言っていいんでしょうかね?」と木村に尋ねると、木村は「スタートっすね」と強く応じた。
また、木村の最新アルバムには、稲葉が歌詞を担当した楽曲「One and Only」も収録されている。
プライベートで木村と多くの時間を共有してきた稲葉は、「僕なりの期間で知った木村拓哉さんっていう人に関して、“One and Only”だなって常々思っていることだった」との印象を抱いていたという。
そのため、「苦労してひねり出した言葉でもないんです。僕の中ではすごく、歌詞はむちゃくちゃリアルですね」とし、“One and Only”にこめた意図を説明すると、木村は声を出して笑顔を見せていた。
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