与田祐希が演じる古手川千紗。場面写真(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020映画「ぐらんぶる」製作委員会

 乃木坂46・与田祐希が、映画『ぐらんぶる』(5月29日公開)でヒロイン・古手川千紗役を演じる。本作で映画デビューを飾る与田は「グループから離れた1人でのお仕事なのでとても緊張していました」としつつも「私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません。なので、安心して劇場にお越しください」と呼びかけた。

 【写真】浴衣姿を披露した与田祐希

 映画は、講談社『good!アフタヌーン』で連載中の原作・井上堅二氏、漫画・吉岡公威氏による、ダイビングサークルを舞台にした同名漫画の実写化。

 与田が演じるのは、竜星涼演じる北原伊織のいとこで、同じ伊豆大学に通うヒロイン・古手川千紗(こてがわ・ちさ)役。本作で映画デビューを飾る与田が演じる千紗は、伊織(竜星涼)と耕平(犬飼貴丈)のダイビングサークル仲間。普段はクール、でもダイビングのこととなると優しくキュートなしぐさを見せる“クール”と“デレ”を併せ持ったクーデレ美少女。

 与田は乃木坂46史上最多応募となった、2016年3期生オーディションで見事に合格を果たし華々しくデビュー。翌年に発売された18thシングル「逃げ水」では異例のスピードで、初選抜にして初Wセンターに大抜擢。更に1st写真集「日向の温度」が発売されると、初版で10万部発行を記録し、2018年にはテレビ東京系ドラマ「モブサイコ100」にて女優デビューを果たすなど、多方面で活躍している。

 そんな正統派アイドルグループの次世代エースが、まさかの「ぐらんぶる」で映画女優デビュー。ネットを騒がせる異色の青春コメディである本作で異例のデビューとなる。伊織と耕平のバカ騒ぎを虫ケラの様な目で蔑んだり、男たちを足で踏んだり、さらには白目を剥くぶっ飛んだ顔を見せるなど、これまでの与田のイメージを覆す全力な体当たり演技で挑んでいる。

 そんなトップアイドルとして大きな活躍を見せている与田が映画初挑戦となることが決まった際の心境を「グループから離れた1人でのお仕事なのでとても緊張していました」とコメント。また、「私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません」と力強く語り女優魂を見せた。

 そして、普段から与田を支えているマネージャーは「与田祐希、そして乃木坂46を応援していただいている皆様、大変申し訳ございません」とまさかの謝罪。しかし、「ヤバい奴ら相手に与田が金属バットを振り回し、飛び蹴りをかます姿を見ていただければ、きっと安心していただけるはずです」と、与田の新たな才能の開花に自信をのぞかせている。

 エグゼクティブプロデューサーの関口氏は、「原作を読んで千紗役には与田さん以外考えられなかった」「撮影現場では、漫画から抜け出た千紗がそこに存在しているよう」だったと与田のキャスティング起用について語った。

古手川千紗役・与田祐希コメント

 グループから離れた1人でのお仕事なのでとても緊張していましたが、いざ現場に入ってみると、スタッフの皆さんも、キャストの皆さんも、温かくて、賑やかで、優しくて、そのおかげで、私も楽しみながら撮影をすることができました。

 私は、このオファーをいただく前にテレビ番組の企画でウミガメを探すためにダイビングの資格をとったのですが、まさかこんな形で活かせるとは思ってもいませんでした(笑)

 それはさておき、ファンの皆様には多大なる心配をおかけしていると思いますが、私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません。なので、安心して劇場にお越しください。きっと不安は吹き飛び、笑いに変わると思います!

与田祐希マネージャーコメント

 与田祐希、そして乃木坂46を応援していただいている皆様、大変申し訳ございません。

 きっと「こんな映画に与田ちゃんを出して大丈夫か?」と不安になっていることと思います。

 ご安心ください。とっても素晴らしい映画になっております。

 ただ、予告映像だけだと信じられませんよね。ただのヤバい映画だと思ってしまいますよね。

 その抱えてしまった不安を払しょくするには、劇場に足を運び、映画を見ていただくしかありません。ヤバい奴ら相手に与田が金属バットを振り回し、飛び蹴りをかます姿を見ていただければ、きっと安心していただけるはずです。お忙しい中大変恐縮なのですが、皆様のご来場、心よりお待ちしております。

エグゼクティブプロデューサー・関口大輔コメント

 原作を読んで千紗役には与田さん以外考えられず、『ぐらんぶる』のような企画に出演依頼しても良いものか悩みましたが、思い切ってオファーしたところまさかの快諾で驚きました。撮影現場では、漫画から抜け出た千紗がそこに存在しているようで不思議に感じたほどでした。キャストの皆さんには撮影前にスクールに通ってもらいスキューバダイビングの免許を取得して頂いたのですが、与田さんはすでに免許を所持されていて、順調にスキューバシーンの撮影ができました。プロデューサーである自分ですら驚くことが多い英監督の独特の演出ですが、そんな監督のどんな要求にも対応する与田さんの女優魂と、アイドルらしからぬ体当たりの演技に驚き、感動しました。

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