5000人を超える応募者によるオーディションを経て決定した、大人AKB48・塚本まり子(37)が出演する江崎グリコ『パピコ』の新CMが14日から全国で放送される。新CM『パピコ大人AKB48登場』篇では、塚本がAKB48のセンターで登場。パピコを手に、渡辺麻友や島崎遥香らと共に歌やダンスを披露する。

 ごく普通の専業主婦だった塚本の人生が、オーディションの合格を機に激変し、トップアイドルグループの一員としてスポットライトを浴びるシンデレラストーリーを通じて、「大人になってもAKB48。大人になってもパピコ。」というメッセージを訴求する。

 今回のCMソングは、AKB48が歌う『教えてMommy』。AKB48の総合プロデューサーを務める秋元康氏が新曲を書き下ろした。出演の6人のメンバーが軽やかに歌い上げ、パピコのCMに華を添ええる。

 CM撮影は4月中旬、『大人AKB48オーディション』の合格者発表直後に行われたようだ。先にスタンバイしていた渡辺麻友、島崎遥香、川栄李奈、小嶋真子、大和田南那が、今か今かと待っていると、自分たちとお揃いの衣装に着替えた塚本が登場。さっそくメンバーの間から「かわいい!!」「美人さん!」という声があがり、現場は大いに盛り上がった。

 できるだけ他のメンバーの足手まといにならないよう、この日のためにダンスレッスンを繰り返して来たという塚本。スタジオ入りしてからも、時間を惜しむかのように練習に励む姿が見られたようだ。ただ、カメラを向けられるとガチガチに。他のメンバーや振付の先生から「ドンマイ!」「頑張って行こう、まりり!」という励ましの声を掛けられる場面もあったようだ。

 昨日まで主婦だった人が、トップアイドルをやりきっているという“ギャップ”を表現することを狙った今回のCM。そのためダンスシーンは、細部にまでこだわって撮影した。塚本に細かいミスが続いた場面で「普通ならOKを出したいところだが、メンバーと変わらないぐらいのダンスを撮影したいから、もう少し頑張ろう!」と声を掛けた監督。

 OKが出るまで10テイク以上費やしたカットもあたtものの塚本は、監督の期待に応えるべく、最後まで集中して取り組んでいた。最終的には、クラシックバレエの経験もある塚本さんはコツを掴んだようで、見事レベルの高いダンスを演じきった。

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