ロマンチックな冬到来中の東京ディズニーリゾートでは、冬のスペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」が佳境を迎えている。両パークでは、この時期ならではのショーやパレードでパークのクリスマスを彩り、訪れたゲストを魅了している。そこで、この冬スルー厳禁の<Xmas必見三大ショー>を詳細解説。今年で終了するショーもあるので必読だ。

これで見納め!「カラー・オブ・クリスマス」

(C) Disney

(C) Disney

 クリスマス時期の東京ディズニーシーで、長年に渡って夜のメディテレーニアンハーバー全体を美しくきらびやかに包み込み、ホリデーシーズンの到来を告げていた「カラー・オブ・クリスマス」。実は8年目を迎えた今年、最後の公演となる。クリスマスの東京ディズニーシーと聞くと、このショーを思い出す方も少なくないはずで、今冬がラスト。見納めとなる。

(C) Disney

(C) Disney

 ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが、高さ約15メートルの大きなクリスマスツリーや小さなツリーのオブジェとともに、東京ディズニーシーの夜をロマンティックに彩る「カラー・オブ・クリスマス」。メディテレーニアンハーバーの港町に語り継がれるクリスマスツリーの物語が音楽とともにナレーションで流れ、ショーはスタートする。

(C) Disney

(C) Disney

 「カラー・オブ・クリスマス」は20分間に満たないショーながら、最初は暗闇で何もなかったハーバーに徐々に光が差し込み、最終的にミッキーをはじめとするディズニーの仲間たちと、美しく荘厳に輝く巨大なツリーが出現するという演出・構成が、最高にロマンチックなショーだ。まさしく魔法でクリスマスを祝う準備をはじめ、それが整う過程を見ているよう。

(C) Disney

(C) Disney

 そして、フィナーレ後も見逃せない。ディズニーの仲間たちがゲストへあいさつしながら退場した後に、巨大なクリスマスツリーと小さなツリーのオブジェが、ショー終了後も残るということ。雪が舞うなかクリスマスの音楽が終わるまで、美しく幻想的に輝き続ける。東京ディズニーシーのクリスマスの一日の総仕上げとして、非常に満足感と多幸感に満ちている。

Xmasソング満載!「イッツ・クリスマスタイム!」

(C) Disney

(C) Disney

 東京ディズニーシーの昼のハーバーショーで絶大なる人気を誇る「イッツ・クリスマスタイム!」は、今年で二度目の公演となる本格的な歌やダンスのパフォーマンスでゲストを魅了するレビューショーだ。クリスマスの祝祭ムードでいっぱいのメディテレーニアンハーバーで、ディズニーの仲間たちがクリスマスの名曲とともに素敵なパフォーマンスを披露する。

(C) Disney

(C) Disney

 特色は、誰もが一度は聞いたことがあるだろうXmasの名曲の数々。「Welcome to Christmas」に始まり、 海外ではおなじみ「We Wish You the Merriest」「It’s the Most Wonderful Time of the Year 」「All I Want for Christmas Is You 」「Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow」「Santa Baby」などなど、王道ナンバーが続々と登場する。これだけでワクワクする。

(C) Disney

(C) Disney

 「Rudolf the Red-Nosed Reindeer」のパートでは、どこからともなくタップダンサーが登場して、見事なタップダンスを披露する。「Jingle Bells」のパートでは、ラインダンサーが華やかにラインダンスを踊り、ホリデーの到来をお祝いする。この「イッツ・クリスマスタイム!」は、圧倒的な物量による大迫力も見もので、ライブならではの臨場感は体験マストだ。

(C) Disney

(C) Disney

 「Welcome to Christmas」とともに、ショーのクライマックスには、サンタクロース、ダッフィー&フレンズが専用の船に乗って登場するほか、クライマックスのシーンでは、パフォーマー全員による圧巻のラインダンスでハーバー全体が包まれ、上空にはパイロが盛大に打ち上がる。「メリークリスマス!」の掛け声とともに全員でポーズを決め、盛大に閉幕する。

安定のデイパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」

(C) Disney

(C) Disney

 一方、東京ディズニーランドでは、ディズニーの仲間たちが大切な人たちと一緒に過ごす物語を綴った、ファンタジックで楽しいパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」を今年も公演中だ。ミッキーマウスや仲間たちが、それぞれのクリスマスのストーリーを、クリスマスソングにのせてゲストへ届けるパレードで、東京ディズニーランドの冬の定番だ。

(C) Disney

(C) Disney

 第1話に相当する最初のフロートは、<ドナルドダックたちのアットホームなクリスマス>。ドナルドダック、デイジーダック、スクルージ・マクダック、ヒューイ、デューイ、ルーイなどが登場して、ゲストとクリスマスの到来を祝う。第2話は<おもちゃの世界の賑やかなクリスマス>。ウッディ、ジェシー、バズ・ライトイヤー、ブルズアイたちが登場する。

(C) Disney

(C) Disney

 お話は全部で7種類で、<白雪姫とこびとたちの温かなクリスマス>、<ミッキーマウスが友だちと過ごす楽しいクリスマス>、<常夏のハワイで迎えるスティッチたちのクリスマス>、<ベルとビーストのロマンティックなクリスマス>などとパレードは続いていく。テーマがクリスマスで一本化しているためブレがなく、全世代誰もが楽しめる内容が素晴らしい。

(C) Disney

(C) Disney

 そして最終話は、いま続編がメガヒット中の<アナとエルサの雪と氷の世界>。アナ、エルサ、オラフが登場して、「アナ雪」の世界観でクリスマスをお祝いする。続編公開で人気が再燃、東京ディズニーランドでも人気が高まりそう。後半ではパレードルート上に雪が舞い、クリスマスらしい雰囲気を一層楽しめる。12月25日(水)まで。【取材・撮影=鴇田 崇】

この記事の写真
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney
(C) Disney

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)