DJ KOO、オリヴィア・ファインズ、リチャード・ウィンザー、アン ミカ

 DJ KOOとアン ミカが13日、東京国際フォーラム ホールCでおこなわれた、ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』公開ゲネプロに出席した。同作品の応援サポーターを務める2人はゲネプロだけカーテンコールに登場した。

  世界的ディスコブームを牽引した、ジョン・トラボルタ主演映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の新演出版ミュージカル。映画の世界観をそのまま舞台で表現するとともに、キャストによる圧巻のダンスパフォーマンス、生バンドによるグルーヴィーなサウンドで物語に深みを与えている。

 応援サポーターを務めるDJ KOOとアン ミカは“ゲネプロ限定”でカーテンコールに登場。DJ KOOは「盛り上がっていきましょう!」とMCを披露するとともにステファニー・マンガーノ役のオリヴィア・ファインズとステップ。アン ミカもトニー・マネロ役のリチャード・ウィンザーと手を取り合いダンスを披露した。

 ゲネプロ後に囲み取材に応じた2人。DJ KOOはミュージカルの舞台でMCを披露するのは初めてだったが「ステージに上がって興奮したので、それがマイクに出ちゃいまいた」。一方のアンはウィンザーに抱きかかえられていたが「うっとりしちゃいました」。

 二人はゲネプロを観覧。DJ KOOは映画の世界観を踏襲しているとし「映画を観た世代としても充実した内容。映画のなかでシリアスな場面や身近なところ、非日常を再現していて。それを生で見えるのは贅沢」と絶賛。

 アンも「家庭の問題、会社、地域格差、少年の葛藤。そのなかにディスコという居場所。時代を越えても重なるところ」と今も繋がるテーマであることを指摘した。

 本作では、映画の劇中にも使われたビー・ジーズの楽曲が披露される。DJ KOOは「音楽も良かった。リアルタイムで聞いてきたけど、より歌もメロディも良くて、演奏も聴き心地が良い。第二幕はシリアスな場面もあったけど、ビー・ジーズの歌でより入いれる」と音楽も楽しめる要素であることを紹介した。

 映画が公開されていた当時、DJの見習いをしていたDJ KOOは当時を「モテたくてかっこつけたかった時代。男にはかっこつけて、女性はモテたいというのがステータスにあった。僕も先が見えずにDJの見習いをしていていちょっとのことで悩んでいた」と回想。記者から「モテた?」と質問されると、回答に躊躇したあと「モテモテですよ!」と笑顔を見せていた。

 そんなDJ KOO。20歳になる娘がいるが「今年のクリスマスイブは家族でこのミュージカルを観に行きますよ! いま決めました!」と宣言するも、記者から年頃になる娘が一緒に付いてくるのか心配され「彼氏がいるという報告は受けていないので…」としつつ「20歳なので来年は自由にイヴを過ごして、今年はパパにちょうだい」と親の顔を覗かせていた。

 なお、同ミュージカルは12月13日から29日まで全22回の日程で東京国際フォーラム・ホールCで開催される。

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