稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、平成を「がむしゃらに走り続けてきた」
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演するAbemaTV『7.2新しい別の窓 #14』が4月30日から5月1日、7.2時間にわたり放送された。「平成」から「令和」へカウントダウン生放送するとともに、平成最後の夜に平成の名曲を熱唱。松平健と香取、久しぶりに共演した。また、令和を迎えるにあたって稲垣、草なぎ、香取がメッセージを寄せた。
平成最後の夜に平成の名曲35曲を熱唱
「平成」から「令和」になる瞬間を生放送でお届けする記念すべき4月30日(火)の本放送回では、稲垣、草なぎ、香取の3人が、平成元年から平成31年までの数々の名曲を歌う『平成名曲ライブ』を披露した。
スタジオには、平成7年にリリースしたデビュー曲『TOMORROW』で一気にブレイクした岡本真夜をはじめ、平成4年のシングル『サヨナラ』で初の紅白出場を果たしたGAO、1998年にヒットしたMAXの『Ride on time』をMAXの4人と熱唱。
さらに、香取は『マツケンサンバII』で日本中に“マツケンサンバブーム”を巻き起こした松平健と15年ぶりにおなじみの衣装で共演をはたし、会場を沸かせ、視聴者からも「このコンビ最高!」「しんごちゃん楽しそう!」とコメントが殺到した。
そのほか『平成ヒット商品』のコーナーでは、平成にヒットしたプリントシール機を紹介し、稲垣、草なぎ、香取がプリントシール機で撮った3人ショットを、視聴者にプレゼントする「マネキンチャレンジ」ではハッシュタグ「#吾郎剛慎吾のプリほしい」が、世界トレンド1位を獲得した。
中村獅童と圧巻の連獅子を披露
平成最後の日の生放送ということで、『平成最後にやりたいこと』をゲストとともに体験していくコーナーで、香取はゲストの中村獅童と『連獅子』の“毛振り”を披露した。
「一度はやってみたかった」という香取は、赤いかつらをかぶり、白いかつらをかぶった中村と並んで、本格的な演奏の中、圧巻の“毛振り”を魅せた。視聴者からも「どちらがしんごちゃんなのかわからない!」「本格的すぎる」「平成最後にふさわしい舞台!」と声が殺到。
“毛振り”を終えると香取は、「平成最後に獅童さんとこんな貴重な経験をさせていただいて、床や、衣装、メイク、演奏などすべてご用意いただいて、本当にうれしいです。共演したことのある海老蔵さんや勘三郎さんとのことも想い出しながらやりました」とコメント。
それを受け草なぎは、「慎吾が、そんな熱い想いをもってやっていたのを知らずに、こちらで笑っててごめんね」と笑いを誘いました。獅童は、「一緒にドラマなどでは共演していたけど、まさかこうして僕の本業である歌舞伎を一緒にできると思っていなかったから、とてもうれしい」と話した。
平成最後の瞬間は東京タワーの前で
「一人一人に世界で一つだけの価値があるんだ」
香取の『平成最後にやりたいこと』は、「令和を大好きな東京タワーで迎えること」とのことで、3人は東京タワーに移動。「平成の時代、辛い時や悲しい時もいつも東京タワーが支えてくれたので」と理由を明かした。
さらに令和を迎える直前、5月1日が記念すべき1日となる視聴者を招き、激励した。平成最後の瞬間はそんな東京タワーの前で、東京タワーにちなんで333人のファンを前にカウントダウン。
カウントダウン中、草なぎによるナレーションが流れた。
「思えば、平成の30年間、僕らは、何かに追われるように、ただひたすら、がむしゃらに走り続けてきた。とても必死だったから、見えていなかったこと、気づいていなかったこともあったと思う。平成をともに走ってきた大勢の人たち。今、みんなの顔が、よく見える。みんなの気持ちが、よくわかる。それはもう、痛いくらいに。そう。僕らは、ともに、生きている。かつて、みんなが、ちゃんと立っていられるように、『一人一人に世界で一つだけの価値があるんだ』って伝えたかった」
「いよいよ、新しい時代。ワクワクするような、新しいことを、一緒に、やろうね。平成から、令和へ。私たちは、新しい地図」
そして、令和初となるライブは、3人が主演した映画『クソ野郎と美しき世界 THE BASTARD AND THE BEAUTIFUL WORLD』の劇中歌『新しい詩』をパフォーマンス。ペンライトが光る中、ファンと一体となって盛り上がった。
さらに、東京タワーの屋上にあがり、『72かのナニかの何?』を披露。その後おこなった「マネキンチャレンジ」でハッシュタグ「#ななにー令和もよろしくね」が、『7.2 新しい別の窓』の令和初となる日本トレンドランクインとなった。
次回の放送は6月2日(日)となる。