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「リーガルハイ」第2話で視聴率下落、失速のワケ
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半沢ブームも下火の気配が感じる今日この頃。半沢直樹を演じた堺雅人主演のドラマ「リーガルハイ」(フジテレビ系)の第3話が10月23日に放送される。第1話の視聴率は関東地区で21・2%を記録したものの、第2話では16・8%と失速。この分だと第3話も同等あるいは降下かが懸念されるところだ。あれだけ注目を集めていたドラマがなぜ第2話で失速したのか。
下落の理由は一部のスポーツ紙では、裏番組のテレビ朝日系ドラマ「相棒 SEASON12」の影響があったのではないかとみている。相棒は水谷豊演じる杉下右京でも御馴染みの人気ドラマ。この日は相棒新シーズの初回放送で、午後8時から2時間10分の枠で放送されていた。リーガルハイと重複した時間は10分程度であったが、物語のラストとなるこの10分間で瞬間最高23・7%記録。リーガルハイはこの影響を受けたようだ。
もともと、半沢効果を期待していた一方で、ジャンルが異なるコメディ色の強いドラマであることを背景に、一部のユーザーはやや冷ややかに捉えていた。今回のこの数値をみても「妥当だろう」との声も聞かれる。
そんな折に行なわれたフジテレビの定例会見では、亀山千広社長が同ドラマの下落について言及。「落ちたというよりはこれからだろうと思う。1話、2話を見るかぎりでは終盤にかけて伸びていくドラマ。決して心配することではないと思う」と語っていたようだ。
真価が問われる第3話。果たしてホンモノかブームか。明暗が分かれる。
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