乃木坂46の衛藤美彩が3月31日、公式ブログを更新。同日開催された全国握手会をもってグループから卒業することを報告し、「本当に 悔いが1つもない!! 後悔なく全力でやり切った、そう言い切れます。約8年、本当にやり切った」と感無量の心境を寄せている。

 同日、インテックス大阪でおこなわれた全国握手会がグループメンバーとして最後の活動だった衛藤。「もし君がいなければ」とのタイトルでブログを更新した。

 衛藤は「先ほどの全国握手会、無事終了致しました! そして本日をもちまして、私衛藤美彩は乃木坂46を卒業します」とし、この日をもってグループから卒業することを報告した。

 続けて「発表してから今日まで、あっという間に感じましたし、今もまだ実感はありませんが、卒業してからだんだんと実感していくんだと思います」と現在の心境を率直に打ち明け、握手会に多くの人が参加してくれたことに感謝し、「握手会は私の全てが詰まってる。私を支えてくれた大切な場所です」とした。

 3月19日に開催された自身の卒業ソロコンサートを振り返る衛藤は「セットリストから自分で考えて、アドバイスを頂きながら組み換えたり。そして今回ALL生バンドに初挑戦させて頂きました、少ないリハーサルの中、音を変えたりリズムを変えてみたり」と様々な取り組みをしたことを綴る。

 そして、「1からやるのは初めてで大変なこともありましたが、本当にスタッフの皆さんのおかげで 私のやりたいことや見せたいものが全部詰め込まれたセットリストになりました!」とし、衣装を作ってくれた方への感謝を記した。

 さらに、アンコールにグループメンバーが駆け付け、4月17日に発売するニューアルバム『今が思い出になるまで』に収録される新曲であり、自身初のソロ曲「もし君がいなければ」を初披露。プロデューサーの秋元康氏が作詞し、作曲は杉山勝彦氏が担当したことを寄せる。

 衛藤は「最後の最後でソロコンサートという夢だけではなくて ソロ曲まで、、、感無量です。ずっと私の人生において大切な曲になるし、ライブではこれをメンバーや後輩に歌い繋いでもらえたら嬉しいなと思いました」と感謝をしたためる。

 卒業を迎えた中で、「本当に 悔いが1つもない!! 後悔なく全力でやり切った、そう言い切れます。約8年、本当にやり切った。今日は沢山自分を甘やかしたいと思います」と活動期間を走り切ったとする。

 さらに、「ガムシャラに やってきたからこそ見えた道、冷静になれたからこそ開けた道、本当にこれまでを思い出すといくつもの通ってきた跡が残っていると思うけど....私の通った道に、何か後輩や乃木坂46に残せるものはあったかなぁ」と後輩への思いも寄せた。

 そして、衛藤は「ファンの皆さんと作り上げたこの絆は これからも色々な形で感じることもあると思うけど、一区切りするとするならば、言葉に代え難い、本当に素晴らしいものでした。感謝してもしきれない!!!!」と彼女を支えた多くのファンへの感謝を寄せた。

 続けて「何が人生の正解かなんて誰も分からないけど、″間違い″があるのは知っている。正解を探すよりも 自分の信じた道に進むのみ、自分の周りにいる 大切な人達の意見を受け止めながら」と、これからの人生を見つめる。

 衛藤は「好きな言葉は 『自分の人生に本気を出そう』!」とし、「皆さんも私に負けないように、本気を出して貪欲に頑張ってくださいね。頑張りすぎないで、頑張ろう」と元気よく呼びかけた。

 そして、最後に「これまで応援してくださり、本当にありがとうございました! 私は乃木坂46に入れて幸せでした。今後も 衛藤美彩と 乃木坂46の応援をどうぞよろしくお願い致します」と、ファンへのメッセージを締めくくっている。

 2011年8月に開かれた乃木坂46の1期生オーディションに合格してメンバー入りした衛藤。2013年11月リリースの楽曲「バレッタ」で初の選抜メンバー入りして以降、15回の選抜入り。握手会の対応の良さでも人気があった。3月19日に両国国技館で、メンバーとして初となるソロでの卒業コンサートを開催していた。

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