YOSHIKI、ハリウッドデビュー決定「出演することに…」 音楽監督にも就任
YOSHIKIが25日、都内で、ハリウッド映画『xXx(トリプルX)4』音楽監督就任記者会見を開いた。この日は、前作『xXx:再起動』でも監督を務めたD・J・カルーソー氏、プロデューサーのマーク・ジョンソン氏も出席。会見のなかで急きょ、YOSHIKIが俳優としても出演することが決まった。
映画は、世界興行収入約1000億円を記録する『xXx(トリプルX)』シリーズの第4弾で、ヴィン・ディーゼルが主演を務める。ハリウッド初の、映画とTVシリーズの同時制作となる。YOSHIKIは、テーマソングをはじめとする楽曲総指揮を執る。
YOSHIKIはこれまでも、米ゴールデングローブ賞(2012年開催)や、映画『Saw 4』(2007年公開)主題歌などハリウッドに関連する楽曲を手掛けている。映画の音楽監督を務めるのは、2008年公開のミュージカル映画『Repo!The Genetic Opera』以来、約10年ぶりとなる。
この日、三者揃って会見に臨んだ。
『イーグル・アイ』や『アイ・アム・ナンバー4』などで知られるカルーソー氏は「とても興奮しているよ。彼は、パッションをこの映画に組み込んでくれるだろうと思い、オファーした。とにかく確信しかない。お互いに記憶に記録に残る作品にしたい」。
『レインマン』や『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』で知られるジョンソン氏は「YOSHIKIとはずっと仕事をしたいと思っていた。新しい作品を世に出されば」と期待を込めた。
YOSHIKIに、音楽監督の話が持ち上がったのは昨年11月頃。昨年末は、NHK紅白歌合戦など多忙を極め「頭の整理がしれきなかった」時期。それでもオファーを受ける気持ちになったのはX JAPANのアルバム制作が一段落したことが大きかったという。
一方、カルーソー氏は「YOSHIKIにはプロデュースサイドにも加わってもらってクリエティブなことをやってもらいたい」と希望を語ると、この場で、YOSHIKIが映画に出演することが決まった。更にテレビシリーズではプロデューサーを務めることにもなった。
YOSHIKIは「僕、映画も出演することになってしまいました。僕は音楽家なので、興味はなかったのですが、シーンも決まっているそうです。これも急展開でテレビシリーズはプロデューサーにも就任しました」と報告。更に「映画界の素晴らしい人たちと一緒に仕事をできるのは夢のよう。頑張りたい」と意気込んだ。
他方、ジョンソン氏は「この2人がクリエイトするなら間違いない」と太鼓判を押した。

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