倖田來未「一番泣ける映画」下積み時代を重ね感動、IKKOと熱弁止まらず
倖田來未とIKKOが10日、都内で開催された、映画『アリー/スター誕生』(公開中)上映イベント『号泣嗚咽上映』に出席した。
映画は、ミュージシャンのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)との出逢いによって歌の才能を見出されたアリー(レディー・ガガ)が、スターダムへと駆け上がっていくなかで待ち受ける栄光と葛藤の姿が描かれる。
久々の再会だったという倖田とIKKO。すんなりとステージに登壇した倖田は、客席からハイテンションで現れたIKKOを見るや否や「本物だ!」と感激の声。IKKOも興奮した面持ちで再会を喜んでいる様子だった。
試写室で同映画を見たという倖田。「タオルも用意せずに見たけど、初めから最後まで泣けるポイントが多い。今まで見てきたなかで一番泣ける。その時は白いTシャツでしたけど、アイラインの黒い涙で、真っ黒」。
更に「こういう発表会は初めてだから、どこまでしゃべっていいか。あそこだったらわたしはどうするか、そういうことを語りたくなる映画。終わったあとも余韻が」と興奮した面持ち。
IKKOも「ガガ酔いした。ラストシーンが涙が止まらなかった。大人になっていくことや、スターとはどういうことなのか。スターがお付き合いしてどう感情が変っていくか。最終的に脱皮を繰り返してく行くことが大切ということも感じた」
倖田も熱弁が止まらない。
「試写室で見ても音がすごい。ライナーノーツをみたら、生の歌声をとるのを重視した映画。試写室で音楽に包み込まれる、歌で感動させられる映画は初めて。クーパーは歌えなかったらしいけど、1年ぐらい練習して。ほかの役者を立てようと思ったけど、やりたいと。そのためには歌心を知らないといけない。彼は作曲もしている」と力説。
続けて「歌は上手になる。例えば音階を歌うとか。役者さんだからかもしれないけど、ここまで歌心が分かったというのは…」という倖田の話を引き継ぎ、IKKOも「役者歌というか…彼に惹かれる」と役者が歌うことの魅力を語った。
倖田の饒舌っぷりは自身でも自覚。「止まらないですよ。初めてなので」としながらも、「映画はリアルを追及していて…」とすぐさま再開させるなど、よっぽど映画の魅力にはまった様子。
そんな倖田は、この映画と自身の歩みを重ねたという。ガガとは過去に対談したことがあり「彼女も下積み時代があって。人に楽曲を提供して、そこから認められて…。私はデビューして5、6年は大きな会場でできずにいた。今となれば下積み。その時の1秒1秒は大事にしているし、あの頃があったから今がある。彼女もその時の仲間を大事にしていると思う」。
更に「スターダムにのし上がっていくと大切なものはなんなのか、というの分からなくなる。選んだ選択肢はこれであっているのか、これをするべきなのかな、とか、それが成功して良かったのかな、それが続いていく…夢を追うのは難しい」。
IKKOも「スターならではの孤独感はあったと思う。分かち合いたいけど分かち合えない。一人の孤独から二人の孤独になっていく。でも彼は、彼女がスターになることについて脱皮しろよ、歌だけが宝物、それを伝えたいと思ったはず。歌の事はあまりわからないけど、人生として見た場合、アリーは才能を磨いていて。彼によって本物の品格をゲットした」。
「家にいるうような感覚で喋っちゃった」と倖田。ふたりとも語り出せば止まらずのトークで、ネタバレも危ぶまれる勢いだったが、観客はその説得力に耳を傾けて映画の魅力に惹きつけられているようだった。
最後に、今年の目標を聞かれ、IKKOは「映画を見てしばらく恋愛はこぶさたしていたけど、ウエルカム。くるものこばまず、男をゲットしたい!」と大胆発言。一方の倖田は「毎年、思っていて、映画を通して感じるのは、歌が上手よりもどれだけ気持ちを届けられるか。前作よりもよいものを届けられるようにしたい」。





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