名古屋発5人組ダンス&ボーカルグループのN0NAME(読み:ノーネーム)が、8月15日に単独2nd ワンマンライブ『2021 CRUISING TOKYO』を、新宿ReNYにて開催。“~Day Off ~”では白の衣装に、“~Night Out ~”では黒の衣装に身を包み、多様性を示す異なるセットリストに新曲披露やうれしい発表も盛り込んで、とことん楽しませてくれた昼夜2回公演となった。ここでは、夏フェスやビーチをイメージしたという昼公演“~Day Off ~”の模様をお伝えする。

 メンバーひとりひとりにクローズアップしていくオープニングムービーが期待感を高めてくれた上で、ステージに現れた5人。オープニングを飾ったのは、7月27日にリリースし、オリコンデイリーランキング4位を獲得した初のシングル「CRUISING TOKYO」表題曲だ。5人の歌声には、“帆を張って 舵取って”いく力強さが満ち満ちているし、TikTokでも話題のダンサー・TOSSIとSuGuRuが担当したという振付は、躍動感たっぷり。レーザー光線が飛び交う中、ダンサー2人が振るグループのロゴ入りフラッグが誇り高くはためく様(さま)にも、胸が熱くなる。

(撮影=藤井大輝)

 “偽りなく生きる”彼ら自身を投影した「LIFE」。ステージ前方に横一列でメンバーが並んで煽り、TOKIの鋭いラップも映えた「TOKYO」。スタイリッシュでいてほとばしる熱情を感じさせるのが、N0NAMEだ。2020年6月にATSUYAとSEIRAが加入し、現体制となってから1年強。彼らはやはりただ者ではないぞ、とあらためて思う。

 長引くコロナ禍にあり、停滞する秋雨前線による大雨にも見舞われてしまったこの日。それぞれの挨拶の言葉に、来場したファンへの気遣いと感謝がにじむ。すると、「みんな触れないから自分で言うけど、今日は僕の誕生日です」と言って、ステージセンターへ向かおうとしたのはHIROSHI。「あなたの誕生日、僕らのワンマンライブのついでですから!」とATSUYAにツッコまれつつ、「これからも夢と希望をみなさんにお届けしていきます!」と宣言したHIROSHI。さすがはリーダー、頼もしい。

 特別に設置された上段ステージも使った神出鬼没なパフォーマンスで、ぐいぐい引き込んだのは「CANDY」。一途な恋心を柔らかな歌声に託した「Sorry Baby」にしても然り、N0NAMEにはラヴソングもよく似合う。

 「Think of you」は、コロナ禍で一変した世界で、それでも前を向くことを忘れずに生きていくことをテーマにしたミディアムバラード。まさに“抜けないトンネルで彷徨う”今、自分たちを信じて、“キミ”を真っ直ぐに想う5人の歌声は、闇に差し込む一筋の光のようだ。

 青い海、白い砂浜、ビーチパラソル&チェアと、理想のサマーバカンスそのままの映像が呼んだのは、「Summer Love」。最強スマイルにダンサー6人を従えての華やかなダンス、SHOJIとHIROSHIの伸びやかなロングトーン。さらには、「声は出せないけどみんなでクラップしてください!」とSHOJIが呼びかけて、回るミラーボールからきらきらと光が放たれた「mecha-kucha」へ。テンション高まるサマーチューンには、曇りがちな心を晴れやかにしてくれるパワーがある。

 HIROSHI、SHOJI、TOKIが全力で公式グッズをプレゼンする動画を流したのち、ステージ上でグッズ紹介していった5人。それぞれのキャラクターも、仲睦まじい様子も、実に微笑ましい。

 オーディエンスのクラップが大きく響いた「MUSIC」、ダンスパートでも魅せた「color」とたたみかけて、本編ラストを飾ったのはファンキーな「Beat Now It」だ。軽やかなステップとジャンプ、交わす信頼のアイコンタクト。ムーンウォークをきめたSEIRAをはじめ、それぞれの見せ場も鮮やかだ。深紅の緞帳がゆっくり下りていったエンディングまで、彼らは少しの隙もないエンターテイナーだった。

(撮影=藤井大輝)

 サイレンが鳴り響き、緞帳が開いたそこには、再び5人の姿が。赤いレーザー光線が飛び交う中、披露されたのはアグレッシブに突き抜ける未発表新曲「2 LIVE IS 2 FIGHT」だ。その無双感は、N0NAMEの新たな武器となる。

(撮影=藤井大輝)

 その「2 LIVE IS 2 FIGHT」が8月16日から配信スタートすることや、2nd東名阪インストアツアーの開催、11月ごろに2ndシングル「SNOW」をリリースし、3rdワンマンライブを恵比寿LIQUIDROOMにて行うことが明らかになった、緊急告知映像。LIQUIDROOM公演に関してはメンバーも初めて知ったらしく、「びっくりなんだけど!」と驚くやら、喜ぶやら。

 HIROSHI「憧れのLIQUIDROOMのステージに立てるなんて、嬉しすぎてお腹が痛くなってきた(笑)。3rdワンマンに向けて、全力で走っていきます」

 TOKI「ライブができるのは当たり前じゃないな、っていうことを痛感する日々で、こうやってステージから発信できることを嬉しく思います。これからの人生を語る上で、今日は大事な日になります」

 SHOJI「僕たちは音楽を好きで居続ける限り音楽を続けるし、みんなが応援し続けてくれる限りパフォーマンスし続けます。これからも応援よろしくお願いします」

 ATSUYA「すごく大げさに言うと、明日生きていけるかわからない世の中だけど、こうしてみなさんと巡り会えたこと、幸せに思います。僕たちのパフォーマンスを観て、なにかを感じ取って、気持ちが少しでも変わったらいいな、と思います」

 SEIRA「先日、これまでいただいた手紙を全部読み返して、あらためてみなさんに支えられているな、と思って力をもらいました。僕たちが返せるのはパフォーマンスという形に残らないものだけど、だからこそ、生で熱や想いを伝えていきたいです」

 5人それぞれ、胸の内にある感謝や決意を言葉にして、メンバーもオーディエンスも笑顔でタオルを回す「AROUND」へ。確かに、心は通い合っていた。

 なお、昼夜両公演の映像は、チケットボードにて2021年8月22日20:00までアーカイブ配信中。開場に足を運べた人も、運べなかった人も、N0NAME未体験の人も、5人の魂込めたパフォーマンスを、美しいきらめきを、映像で堪能してみてほしい。【杉江優花】

◆チケットボード【配信】N0NAME 2nd ワンマンライブ『2021 CRUISING TOKYO』
https://ticket.tickebo.jp/pc/n0name-on-ip/

▽Profile

2017年結成。名古屋発五人組イケメン実力派ダンスボーカルグループ「N0NAME」 ユニット名「N0NAME」の由来は良いものに名前はいらないと言う意味で付けられた。 SHOJI、ATSUYAのルックスHIROSHIの歌唱力、 TOKI、SEIRAの パフォーマンス力の高さでファンを魅了している。
単独ライブのチケットの完売が続く今人気急上昇のダンスボーカルグループ。

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